「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリー、映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~。この度、本作の本予告映像と、宮﨑あおいによるナレーション収録の当日の様子がわかるオフィシャル映像が公開された。
【映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』本予告映像】
【映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』ナレーション収録現場映像】
作家・角野栄子は、鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、35歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきた。
“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか。88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とは。
この度公開された予告映像では、国際アンデルセン賞の授賞式で表彰され拍手を受ける角野の姿を皮切りに、そんな晴れの日にも引けを取らない鮮やかな日常を送る角野のお茶目な笑顔が次々と映し出される。後半は仕事面にフォーカス。「一生 “書くこと”は続けていこうと。それが“魔法”だって思う。だから、誰にでも魔法が1つだけある」という言葉や、終盤には恩人と62年ぶりの再会を果たす一幕も。
また、あわせて、本作で語りを務める宮﨑あおいのナレーション収録現場の様子がわかるオフィシャル映像も公開された。
【宮﨑あおい アフレコ後インタビュー】
Q.映画版のナレーションを担当された感想をお聞かせください。
映画版では立ち位置や目線が(レギュラー放送とは)少し違う語りになっています。私自身も新鮮な気持ちで参加させていただきました。
Q.一足早くご覧になった映画はいかがでしたか?
海に遊びに行った角野さんが波打ち際で足にパシャって水が当たった時に「大好き!」とおっしゃるシーンがあります。私が大好きなシーンのひとつだったので、映画版に入っていたことがとても嬉しかったです。ルイジンニョさん(デビュー作の『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』のモデルで角野さんがラジルに住んでいた頃の恩人)とのお話もまた映画で観ることができたので、レギュラー放送を観ていらっしゃった方も再会を楽しめますし、新たな角野さんの魅力がギュギュギュと詰まった映画になっていると思いました。
Q.映画を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
角野栄子さんは本当にチャーミングで、映像の中から幸せが溢れ出てくるようなすごく素敵なパワーを持っている方だと思います。映画をご覧になる方にもハッピーな雰囲気や空気感がきっと伝わると思うので、劇場でお楽しみいただけると嬉しいです。
映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』は、2024年1月26日(金)より全国ロードショー。
「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリー。鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、34歳で作家デビューし、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越え“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか?88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とは。
監督:宮川麻里奈
語り:宮﨑あおい
配給:KADOKAWA
©KADOKAWA
2024年1月26日(金) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
公式サイト majo_kadono