累計興行収入200億円超の大ヒットを記録した『バイオハザード』シリーズ、そして、全世界を熱狂させた日本発のゲームをハリウッド実写映画化した『モンスターハンター』。アクション映画史において、革命を起こし、表現の限界に挑戦し続けてきた俳優ミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督。彼らが再びタッグを組み挑んだ最新作『ロストランズ 闇を狩る者』。その公開を2026年1月1日(元日)に控え、公私ともにベストパートナーとして歩んできた2人のインタビュー映像が公開された。
原作は「ゲーム・オブ・スローンズ」「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で現代随一のファンタジー作家と絶賛された巨匠・ジョージ・R・R・マーティンの短編小説。舞台は、文明崩壊後の世界。魔女アリスは、愛と権力に飢えた王妃の願いを叶えるため、案内人ボイスとともに、魔物が支配する絶望の地“ロストランズ”へ力を求める旅に出る。ミラ・ジョヴォヴィッチが演じるのは、不死身の魔女、グレイ・アリス。案内人・ボイスを、WWEで6度のヘビー級王者に輝いた元プロレスラー、デイヴ・バウティスタが演じる。



このたび公開されたインタビュー映像では、原作のジョージ・R・R・マーティンの著作を“全作読破”するほどの大ファンだというミラは、「ファンタジーで神話的要素があり、ジャンル映画としてもピッタリ」と感じ、ミラの方からアンダーソン監督に話を持ちかけたと話す。監督も、ミラの提案に即決。惹かれた理由は二つ。「一つは、ダークで大人向けのおとぎ話だったこと。“願い事には気をつけろ”というメッセージが面白く、ジョージ・R・R・マーティンらしい奇妙な世界観にも惹かれた。もう一つは、西部劇のスピリットだ。共に旅する二人が、過酷な状況に立ち向かい、その旅路で互いを理解し、敬意を払うようになる」。するとミラが「私たちが出会った『バイオハザード』を思い出す」と二人の奇跡的な巡り合わせを懐かしんだ。

作中でアリスと“ベストパートナー”となるボイスを演じたデイヴ・バウティスタについて話が及ぶと、二人は口をそろえて称賛を惜しまない。ミラは「デイヴほど素敵な人はいない」と即答。監督も「強い存在感を発揮する一方で、繊細できめ細やかな演技を見せてくれる。現場でもチームワークに長けているし、一緒にいて楽しい。僕は彼のとりこだった」と太鼓判を押す。さらに「協調性の面ではミラとよく似ている。ミラやデイヴと組める監督は幸せだし、僕は“2倍の幸せ”を味わえた」と笑顔を見せると、ミラも監督の笑顔の真似をしてお返しし、最後まで仲睦まじい二人だった。

二人のインタビューから浮かび上がるのは、二人の原作への愛と、寓話と西部劇という一見異なる要素を、アンダーソン監督流のスケール感と、ミラの神秘的なヒロイン像、命懸けで旅をする主人公二人の絆によって導かれる感動的な作品になっているであろうこと。目前に迫った劇場公開へ向けて、期待が高まる。
映画『ロストランズ 闇を狩る者』は、2026年1月1日(木)より全国ロードショー。

崩壊した世界で、力こそがすべて。人々の唯一の希望は自由を追い求める魔女グレイ・アリスの存在だった。愛と権力に飢えた王妃の願いを叶えるため、案内人ボイスとともに、魔物が支配する“ロストランズ”へと旅立つアリス。だが、彼女を異端として裁いた族長と、冷酷無比な処刑人アッシュの追跡が迫る。さらに、辿り着いた絶望の地で、アリスに呪われた運命が牙を剝く。
監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン
原作:ジョージ・ R ・ R ・マーティン「In The Lost Lands」
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、デイヴ・バウティスタ、アーリー・ジョヴァー、アマラ・オケレケ、フレイザー・ジェームズ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2024 Constantin Film Produktion GmbH, Spark Productions AG
2026年1月1日(木) TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー