河合優実と吉田美月喜が声優に初挑戦する劇場アニメ作品、映画『ルックバック』。この度、本作の本予告映像とメインビジュアルが公開された。
「ファイアパンチ」「チェンソーマン」などの話題作を手掛けてきた藤本タツキによる原作「ルックバック」がアニメ映画化される。2021年7月にコミック配信サイト「ジャンプ+」にて公開され、ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描き、やがて起きる2人の運命を分ける出来事をリアルな筆致で描き出した原作は、コミック配信サイト「ジャンプ+」にて2021年7月に発表され、初日で250万以上の閲覧数を記録。著名なクリエイターをはじめ、多くの漫画ファンの注目を集めた。
劇場アニメ化にあたり、監督、脚本、キャラクターデザインを務めるのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの話題作に主要スタッフとして携わってきた、押山清高。
また、ドラマ「不適切にもほどがある!」への出演などで、いま最も注目を集める俳優・河合優実と、映画「あつい胸さわぎ」「カムイのうた」などで主演を務めた俳優・吉田美月喜が声優に初挑戦。藤野と京本に生命を吹き込む。
この度公開された本予告映像では、クラスメイトから「将来、漫画家になれるじゃん」と言われ得意げな藤野(河合優実)と、不登校の同級生・京本(吉田美月喜)との出会い、そして2人が一緒に絵を描くようになる姿が描かれる。主題歌は音楽家、haruka nakamuraが作曲し、uraraが歌う「Light song」。あわせて公開されたメインビジュアルでは、藤野と京本が肩を寄せ合い漫画を描く姿が切り取られる。
▼押山清高(監督) コメント全文
アニメーターやアニメーション監督って作品への向き合い方は漫画家と似ていて、漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました。原作を快く貸してくれたバケモノ漫画家である藤本先生に感謝しつつ、アニメーション表現の世界に身をおいてきた絵描きの1人だからこそ描けることがあると思いながら、漫画とは一味違う映画作品を目指しています。
映画『ルックバック』は、2024年6月28日(金)より全国ロードショー。
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメイトからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる。2人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思い。しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が起きて‥‥。
監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
原作:「ルックバック」藤本タツキ(集英社ジャンプコミックス刊)
キャスト:河合優実、吉田美月喜
配給:エイベックス・ピクチャーズ
© 藤本タツキ/集英社 © 2024「ルックバック」製作委員会
2024年6月28日(金) 全国ロードショー
公式サイト lookback-anime