2023年に創立100周年を迎えるディズニーが、名作アニメーション『リトル・マーメイド』をついに実写映画化。この度、その日本語吹替版でアリエル役を務めるキャストが決定した。
アリエル役を演じるのは2008年にミュージカル「アニー」でアニー役でデビューした後、ニューヨークに単身留学し本格的に演技を学び、帰国後は舞台「ピーター&ザ・スターキャッチャー」やミュージカル「The Fantasticks」「ザ・ビューティフル・ゲーム」などのミュージカルやドラマで活躍中の女優・豊原江理佳。
これまで実写版のディズニープリンセスの吹替と言えば『美女と野獣』では昆夏美(ベル役)、『アラジン』では木下晴香(ジャスミン役)が務めるなど、圧倒的な歌唱力を持つミュージカル女優が担当してきた。
声優オーディションの再面談があるとスタジオに呼ばれた豊原は、モニターに突如映された「アリエル役決定!!」のテロップが映し出されるというサプライズ発表に、嬉しさのあまり言葉も出ないほど号泣。
本国のアリエル役であるハリー・ベイリーからも「アリエル役おめでとうございます!あなたの素敵な歌声と共に、日本の皆様に『リトル・マーメイド』の魅力が届くことを楽しみにしています。自分を信じて飛び込んでいけば、あなたはきっと沢山の人の心を動かせると思います。」とお祝いメッセージも届けられた。
幼い頃からアニメ―ション版やブロードウェイの舞台版を観るなど『リトル・マーメイド』が好きだという豊原。サプライズ発表直後のインタビューでは「(アリエル役を)本当に強く望んでいました。やりたかったので、今も信じられないですね。嬉しいとか、びっくりしたという感情もまだ湧かないくらい感激しています。」と今回の大抜擢について笑顔で語った。
さらに、本作品を象徴する名曲「パート・オブ・ユア・ワールド」については、「アリエルが人間の世界に行きたいという強い憧れを一番に感じます。私達も強く感じることのある気持ちだと思うので、共感できるし、(映像の中でも)そこに手を延ばしていくアリエルが凄く印象的です。」と、自分の心に真っ直ぐなアリエルへの共感の気持ちを語った。
この度公開された映像では、豊原の力強い歌声が響き渡る日本語版「パート・オブ・ユア・ワールド」も初公開されている。
映画『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国公開。
海の王国を司るトリトン王の末娘であり、世界で最も美しい声を持つアリエル。好奇心に溢れ、まだ見ぬ人間の世界に憧れていた彼女は、掟によって禁じられているにも関わらず、ある日、人間の世界へと足を踏み入れる。そしてアリエルは、嵐に巻き込まれ溺れかけていた人間のエリック王子を救うため、陸へと上がり、海の魔女アースラからの提案で、恐ろしい取引を交わす。その内容とは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、持ち前の美しい声をアースラに差し出すというものだった‥‥。
監督:ロブ・マーシャル
音楽:アラン・メンケン&リン=マニュエル・ミランダ
出演:ハリー・ベイリー、メリッサ・マッカーシー、ジョナ・ハウアー=キング、ダヴィード・ディグス、オークワフィナ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2023年6月9日(金) 全国公開