2022サンダンス映画祭ワールド・シネマ(ドラマ)部門審査員特別賞を受賞した、映画『レオノールの脳内ヒプナゴジア』の日本公開が決定。あわせて、予告映像、ポスタービジュアルが公開された。
レオノールは72歳。引退した映画監督。借金と息子との関係悪化に悩みながら暮らしている。脚本コンクールの新聞記事を目にした彼女は、一念発起して未完のアクション映画の脚本に取り組むのだが、ある日、テレビが頭に落ちてヒプナゴジア(半覚醒)に陥り、フィクションと現実が交錯し始める。
監督を務めるのは、31歳のマルティカ・ラミレス・エスコバル。「フィリピンではアクションスターが大統領になるくらい多くの人がアクション映画に影響を受けているのはなぜ?この不条理に、私はおばあちゃんというレンズを通して優しいアプローチで取り組みました」と語る、エスコバル監督の類い稀なる才能に世界が注目。
“脳内アクションスターのおばあちゃん”という唯一無二のキャラクターをチャーミングかつエネルギッシュに演じるのは、フィリピン人として初めてロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターで公演した名優で、本作で主演デビューを果たすシェイラ・フランシスコ。
映画『レオノールの脳内ヒプナゴジア』は、2024年1月より全国順次公開。
かつてフィリピン映画界の巨匠だった映画監督レオノール・レイエスは、72歳になり引退した今、借金と息子との関係悪化に悩みながら暮らしている。ある日、脚本コンクールの新聞記事を目にした彼女は、一念発起して未完のアクション映画の脚本に取り組む。しかし、落ちてきたテレビに頭をぶつけヒプナゴジア(半覚醒)に陥り、物語の中に入り込んでしまう。息子は必死に母を脚本の世界から引き離そうとするが‥‥。
監督:マルティカ・ラミレス・エスコバル
出演:シェイラ・フランシスコ、ボン・カブレラ、ロッキー・サルンビデス、アンソニー・ファルコン
配給:Foggy、アークエンタテインメント
2024年1月 シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
公式サイト leonor