2023年8月に公開され、異例の大ヒットとなったストップモーション・アニメーション、映画『オオカミの家』。この度、本作のアンコール上映と、監督の一人であるホアキン・コシーニャが登壇する舞台挨拶が実施されることが発表された。また、あわせて、コシーニャ監督のメッセージ入り予告映像が公開された。
本作は、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの2人が監督を務め、5年の歳月を費やして完成させた、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン【コロニア・ディグニダ】にインスパイアされた “ホラー・フェアリーテイル” アニメーション。チリ南部のコミューンから脱走し、森の中の一軒家で2匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる悪夢のような出来事を描く。
また、同時上映の『骨』は、謎の儀式を行う少女を描いた短編で、『オオカミの家』に惚れ込んだアリ・アスターが製作総指揮を務めたことでも話題を呼んだ。
© Pista B & Diluvio, 2023
© Pista B & Diluvio, 2023
この度、本作の公開1周年を記念し、2週間限定のアンコール上映が決定。さらに、監督の一人であるホアキン・コシーニャが登壇する舞台挨拶も8月19日(月)、20日(火)に予定されている。
映画『オオカミの家』は2024年8月17日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて2週間限定アンコール上映。
美しい山々に囲まれたチリ南部のドイツ人集落。“助け合って幸せに”をモットーとするその集落に、動物が大好きなマリアという美しい娘が暮らしていた。ある日、ブタを逃がしてしまったマリアは、きびしい罰に耐えられず集落から脱走してしまう。逃げ込んだ一軒家で出会った2匹の子ブタに「ペドロ」「アナ」と名付け、世話をすることにしたマリア。だが、安心したのも束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめる。怯えるマリアに呼応するように、子ブタは恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界と化していく‥‥。
監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
声:アマリア・カッサイ、ライナー・クラウゼ
配給:ザジフィルムズ
© Diluvio & Globo Rojo Films, 2018
2024年8月17日(土) 渋谷シアター・イメージフォーラムにて2週間限定アンコール上映 (同時上映『骨』)