監督・岩井俊二と音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』の3種類の予告映像が3日間連続で公開され、本日そのラストを飾る、楽章「キリエとイッコ」が公開された。
主演を務めるのは、2023年6月に惜しまれながらも解散した、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンド。映画初主演を飾るアイナは、主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中でさまざまな歌を歌い圧巻のパフォーマンスを披露する。
そのほか、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずといった豪華俳優陣がメインキャストとして出演。本作で描かれるのは、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。
この度、9月22日(金)から3日連続予告映像が公開された。第1弾は“歌”をキーワードにした 序章「キリエと讃歌」、第2弾は“恋”をキーワードにした 恋章「夏彦」、そして最後を飾るのは“友情”というキーワードで紡がれる、楽章「キリエとイッコ」。
「ねぇ、友達になって」と路花にアプローチする真緒里のシーンから始まる予告映像・楽章「キリエとイッコ」では、学生時代に友情を育んだ2人が数年後、“イッコ”と“キリエ”として東京で再会し、行動を共にする姿が映し出される。アイナ・ジ・エンド演じるキリエが歌う劇中曲「燃え尽きる月」に乗せて、楽しい時を過ごし無邪気に笑い合うイッコ(広瀬すず)とキリエ。先輩と後輩から、マネージャーとミュージシャンへ関係性を変えながらも、固い友情で結ばれた2人の姿が瑞々しく描かれる一方で、“事件”の影が忍び寄る。
また、多数の楽曲が劇中に登場する音楽映画である本作。既に公開されている楽曲リストには、これまでに発表されている主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」や、アイナ・ジ・エンドが制作したオリジナル楽曲のほかに、あいみょん「マリーゴールド」、米津玄師「Lemon」など記憶に新しいヒット曲や、オフコース「さよなら」、久保田早紀「異邦人」といった往年の名曲がタイトルを連ね、それらをアイナ・ジ・エンド演じるキリエが劇中で歌唱していることが明らかになっている。
映画『キリエのうた』は2023年10月13日(金)より全国公開。
「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボレーションが幅広い世代から支持される岩井俊二が、主演にアイナ・ジ・エンドを迎えて贈る音楽映画。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語。
原作・脚本・監督:岩井俊二
出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず
村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、⽮⼭花、七尾旅⼈、ロバート キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉
⾳楽:⼩林武史
配給:東映
©2023 Kyrie Film Band
2023年10月13日(金) 全国公開
公式サイト kyrie-movie.com