監督・岩井俊二×音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』。この度、岩井俊二監督が自ら手掛けたディレクターズカット版予告映像と、吉田ユニ、濱田英明による新たなポスターが公開された。
2023年6月に惜しまれながらも解散した、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンドが主演を務める本作は、映画初主演を飾るアイナが主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作。劇中でさまざまな歌を歌い圧巻のパフォーマンスを披露する。また、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずといった豪華俳優陣がメインキャストとして出演することでも注目を集める。
この度公開された映像は、岩井俊二監督自らが手掛けた、ディレクターズカット版予告映像。冒頭、カフェで歌われる「名前のない街」、ライブで人々を魅了する主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」のほか、キリエが歌う、物語を彩る楽曲の数々も印象的に使用されている。
さらに、国内外で人気のアートディレクター・吉田ユニが手がけたポスターも新たに公開された。撮影は『First Love 初恋』のメインビジュアルも担当した濱田英明が担当している。
【コメント】
▼吉田ユニ
”キリエのうた”を中心に繰り広げられるストーリーなので、キリエがいつも抱えているギターをモチーフにして、そこにみんなが集まっているようなイメージにしました。ギターを構成するのは、海に放流されていたような、朽ちたような、儚い印象が残る家具なのですが、それらが集まって大きなものになり、どこか強さが感じられるビジュアルになったらいなと思って考えました。家具などの中に、ドライフラワーなども入れて少し動きを出したり、蔦でギターの弦を表現しています。
▼濱田英明
キャストのみなさんがセットに⼊った瞬間、それぞれの役の姿になったのを⾒て、きっとよいポスターになると確信しました。そして、それを期待していたので撮影はとてもやりやすかったです。はじめにユニさんからイメージイラストをいただいた時は、実際にどうやってセットが作られるのか想像ができないほどだったのですが、スタジオに⾏くとほぼその通りのものが出来上がっていました。その完成度と再現性に驚いています。
映画『キリエのうた』は2023年10月13日(金)より全国公開。
「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボレーションが幅広い世代から支持される岩井俊二が、主演にアイナ・ジ・エンドを迎えて贈る音楽映画。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語。
原作・脚本・監督:岩井俊二
出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず
村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、⽮⼭花、七尾旅⼈、ロバート キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉
⾳楽:⼩林武史
配給:東映
©2023 Kyrie Film Band
2023年10月13日(金) 全国公開
公式サイト kyrie-movie.com