桜田ひより主演で、直木賞作家・辻村深月による青春小説を実写化する、映画『この夏の星を見る』。この度、本作の主題歌が決定し、あわせて、haruka nakamura + suis from ヨルシカによる主題歌「灯星」を使用した、本作の予告映像とメインビジュアルが公開された。

本作は、東映と東映アニメーションの企画で世界市場を意識したオリジナル映像等を開発・プロデュースする、FLARE CREATORSの第1弾プロデュース作品。
原作は2023年6月にKADOKAWAから刊行された、辻村深月による同名小説。2020年、新型コロナウィルスが蔓延したコロナ禍を背景に、登校や部活動が次々と制限され、さらには緊急事態宣言に直面し、大人以上に複雑な思いを抱える中高生たちの青春が描かれた。
監督は、ショート動画ドラマで総再生回数4億超えという記録を叩き出した山元環。脚本は、NHKドラマ「VRおじさんの初恋」にも抜擢された森野マッシュ。そして、昨年大ヒットした『ルックバック』でも注目を浴びた音楽家・haruka nakamuraが本作の音楽を担当する。
また、haruka nakamuraは、本作の主題歌「灯星」の作詞・作曲も手掛けた。ヨルシカのボーカルであるsuis from ヨルシカが歌う同楽曲は、この度公開された予告映像でも使用されている。
主人公・茨城県立砂浦第三高校の2年生・溪本亜紗を演じるのは、桜田ひより。亜紗と同じ茨城県立砂浦第三高校に通う生徒役には、水沢林太郎、河村花、増井湖々、安達木乃。撮影は、辻村深月が原作小説を執筆する際、実際に取材した茨城県立土浦第三高等学校で行われた。
さらに、中野有紗、早瀬憩、和田庵、蒼井旬、黒川想矢、星乃あんな、萩原護、秋谷郁甫ら、ネクストブレイクが期待される俳優たちが多数共演。彼らを、岡部たかしをはじめ、中原果南、工藤遥、小林涼子、上川周作、朝倉あき、堀田茜、近藤芳正ら実力派俳優が支える。
【コメント】
▼haruka nakamura
suisさんの歌声はとても儚く、でも芯のある美しさをお持ちですよね。今回がはじめましてでしたが、このコラボレーションは相乗効果となる予感がしていました。主題歌「灯星」が流れてくることで、作品として光を灯すような希望が持てる。夕暮れにひとつの星が登ってくるような、そこまで駆け抜けていける。御守りのようなうたです。歌詞についても、原作の辻村深月先生のメッセージを大切に想って書かせて頂きました。
▼suis from ヨルシカ
私も星を見上げるのは日課なので、日常的な感情ではありますが、同じ星を見る気持ちで作品に寄り添う歌が歌えればと思いました。自分なりにどう表現できるかというプレッシャーも感じつつ、haruka nakamuraさんの世界を作る力に身を委ね、楽曲の世界に没入させていただきました。
映画『この夏の星を見る』は、2025年7月4日(金)より全国公開。

2020年、コロナ禍で青春期を奪われた高校生たち。茨城の亜紗や凛久は、失われた夏を取り戻すため「スターキャッチコンテスト」開催を決意する。東京では孤独な中学生・真宙が、同級生の天音に巻き込まれその大会に関わることに。長崎・五島では実家の観光業に苦悩する円華が、新たな出会いを通じて空を見上げる。手作り望遠鏡で星を探す全国の学生たちが、オンライン上で画面越しに繋がり、夜空に交差した彼らの思いは、奇跡の光景をキャッチする。
監督:山元環
原作:辻村深月「この夏の星を見る」(KADOKAWA)
出演:桜田ひより、水沢林太郎、黒川想矢、中野有紗、早瀬憩、星乃あんな、河村花、和田庵、萩原護、秋谷郁甫、増井湖々、安達木乃、蒼井旬、中原果南、工藤遥、 小林涼子、上川周作、朝倉あき、堀田茜、近藤芳正、岡部たかし
配給:東映
©2025「この夏の星を見る」製作委員会
2025年7月4日(金) 全国公開
公式サイト konohoshi-movie