Jul 11, 2025 news

前田旺志郎×窪塚愛流×井浦新らが集結 松井良彦監督が18年の沈黙を破り描く魂の映画 『こんな事があった』

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松井良彦監督の18年ぶりの待望の最新作、映画『こんな事があった』。この度、本作の予告映像・メインビジュアルが公開された。

本作は、東日本大震災から10年後の福島県を舞台に、震災と原発事故をきっかけに離散した家族と、青春を奪われた青年たちを描いたオリジナルストーリー。監督・脚本は、代表作『追悼のざわめき』などが日本のみならず海外の映画ファンからも支持を集める松井良彦。震災から1年後に訪れた福島の惨状を目の当たりにし、映画制作を決意した松井監督は、自らの足で何度も福島に訪れ、取材とリサーチを重ねた。

主人公のアキラ役には、前田旺志郎。真一役には、窪塚愛流。活躍の場を広げる期待の若手俳優の共演によって、行き場のない怒りを抱えた青年たちの感情がリアルに浮かび上がる。

さらに、松井監督の思いに共鳴した井浦新、柏原収史、波岡一喜、近藤芳正ら日本映像界を牽引する実力派俳優が集結し、傷痕が深く残る福島の地でそれぞれの立場で苦しみもがく人々の姿が描き出される。

そしてこの度、映画『こんな事があった』の公開を記念して、井浦新が「人生の1本」と語る、松井監督の代表作『追悼のざわめき』のリバイバル上映が決定したことも発表された。

映画『こんな事があった』は、2025年9月13日(土)より全国順次公開。

作品情報
映画『こんな事があった』

17歳のアキラは、母親を原発事故の被曝で亡くし、父親は除染作業員として働きに出、家族はバラバラに。拠りどころを失ったアキラを心配する友人の真一も、深い孤独を抱えていた。ある日、アキラはサーフショップを営む小池夫婦と店員のユウジに出会い、閉ざしていた心を徐々に開いていく。しかし、癒えることのない傷痕が、彼らを静かに蝕んでいく。

監督・脚本:松井良彦

出演:前田旺志郎、窪塚愛流、柏原収史、八杉泰雅、金定和沙、里内伽奈、大島葉子、山本宗介、波岡一喜、近藤芳正、井浦新

配給・宣伝:イーチタイム

©松井良彦/ Yoshihiko Matsui

2025年9月13日(土) 新宿K’s cinemaほか全国順次公開

公式サイト each-time.jp/konnakotogaatta/