紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く大人気漫画「キングダム」。その壮大なスケールから映像化は不可能と言われてきたが、2019 年に公開した映画『キングダム』、2022 年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』がそれぞれその年の邦画実写作品で No.1を獲得する大ヒット。さらに国内の数々の映画賞を受賞するなど、名実ともに日本映画界を代表する超大作として大きなインパクトを残してきた。
最新作で描かれるのは、北方で大きな力を誇る隣国・趙が秦に突如攻め入ってきたことから始まり、侵略を迎え撃つべく信と王騎が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」と、誰も成し遂げたことのない中華統一に挑む秦国の若き王・嬴政の知られざる過去が登場する、原作でも屈指の“泣けるエピソード”として人気を博した「紫夏 編」。これまでのシリーズ同様に原作者の原泰久が脚本に参加している。
さらにこの度、嬴政の過去と深く関わりを持つ闇商人・紫夏役で杏が『キングダム』に参戦。紫夏は孤児だった幼い頃に行商人に拾われ、現在では闇商人の女頭目として腕を発揮している、正義感と母性にあふれた美しき女性。未来の王となる嬴政を、趙国から秦国へと脱出させる危険なミッションを請け負う。
紫夏役を演じた杏は、「産後初めて映画館に観に行った映画がキングダムパート1でした。数年ぶりの映画館で高揚しながら観たキングダムは、大好きな漫画の世界がまさにそのまま目の前に写しだされた、迫力あるものでした。もし続編があるなら出れたらなあ、なんて思っていたら、まさか紫夏という役をいただけるとは思いませんでした」と出演の喜びを語った。
嬴政役の吉沢亮も、杏との共演について「ビジュアルはもちろん、お芝居もすごく上品で、闇商人という設定ではありますが、紫夏の持つ美しさや正義感が感じられてとても素敵だなと思いました。」と絶賛のコメントを寄せた。
▼杏コメント
産後初めて映画館に観に行った映画がキングダムパート1でした。
数年ぶりの映画館で高揚しながら観たキングダムは、大好きな漫画の世界がまさにそのまま目の前に写しだされた、迫力あるものでした。もし続編があるなら出れたらなあ、なんて思っていたら、まさか紫夏という役をいただけるとは思いませんでした。
紫夏は過去、嬴政の人生に大きな影響を与えた重要な存在です。
このエピソードが映像化されるというのは原作ファンとしてもとても嬉しいです。
映画『キングダム 運命の炎』は7月28日(金)より全国公開。
初陣となった蛇甘平原の戦いで羌瘣ら新しい仲間と出会い、武功をあげた信は百人を率いる将へ昇格、いよいよ夢への道を進み始めた。そんな中、突如として趙が大軍を率いて侵攻してきたという知らせが入る。寄せ集めの兵で趙の大軍を馬陽で迎え撃つことになった秦だったが、嬴政はかつて中華全土に名を轟かした王騎を総大将に任命する。なぜ王騎は戦場へ舞い戻ってきたのか?そして因縁の地・馬陽で彼らを待ち受ける運命とは? 信と仲間たちの夢をかけた戦いが始まる。
監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 玉木宏 佐藤浩市 杏 大沢たかお 他
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
配給:東宝
©原泰久/集英社 ©2023映画「キングダム」製作委員会
2023年7月28日(金) 全国公開