今年5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭で初上映され、長いスタンディングオベーションで賞賛された、マーティン・スコセッシ監督の待望の最新作、映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。主演は、監督とは6度目のタッグとなるレオナルド・ディカプリオ。この度、本作の特別映像が公開された。
本作は、デイヴィッド・グランによる同名小説を原作とする、真実の愛と残酷な裏切りが交錯するサスペンス。1920年代のオクラホマ州、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にしたアメリカ先住民族・オセージ族。しかし、白人たちがすぐにその財産に目をつける。すでに町に入り込んでいた彼らはオセージ族を巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪。やがて殺人に手を染めていく。
実際に起きた残酷な連続殺人事件が、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)とオセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描かれる。
本作では、ディカプリオとは27年ぶりかつスコセッシ監督作品では初共演となるロバート・デ・ニーロをはじめ、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたジェシー・プレモンスや、『ザ・ホエール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーなど豪華キャストが集結。
この度公開された映像では、レオナルド・ディカプリオらのコメントに加え、マーティン・スコセッシ監督が自ら“本当に描きたかった物語”について明かす。セージ族の人々に起きた悲劇を「彼らを正当に描くことで壮絶さを伝えたかった」というスコセッシ。ディカプリオも「監督は使命感を抱いてこの物語を真摯に描いた」と語る。
映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は2023年10月20日(金)より世界同時劇場公開。
地元の有力者である叔父のウィリアム・ヘイルを頼ってオクラホマへと移り住んだアーネスト・バークハート。アーネストはそこで暮らす先住民族・オセージ族の女性、モリー・カイルと恋に落ち夫婦となるが、2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き始める。町が混乱と暴力に包まれる中、ワシントンD.C.から派遣された捜査官が捜査に乗り出すが、この事件の裏には驚愕の真実が隠されていた‥‥。
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーン、タントゥー・カーディナル、カーラ・ジェイド・マイヤーズ、ジャネー・コリンズ、ジリアン・ディオン、ウィリアム・ベルー、ルイス・キャンセルミ、タタンカ・ミーンズ、マイケル・アボット・ジュニア、パット・ヒーリー、スコット・シェパート、ジェイソン・イズベル、スターギル・シンプソン
配給:東和ピクチャーズ
画像提供 Apple/映像提供 Apple
2023年10月20日(金) 公開
公式サイト kotfm-movie