そのビジュアルセンスと遊び心あふれる作風で注目を集めているオランダの新星、ザラ・ドヴィンガー監督の長編デビュー作、映画『KIDDO キドー』。この度、本作の日本版予告映像が公開された。
この度公開された予告映像では、ダスティ・スプリングフィールドの「Stay Awhile」に乗せて、2人が浜辺を駆け回る姿、恐竜のいる公園を訪れるシーン、サングラスとかつらで変装するシーンなどが映し出される。魔法のように美しいビジュアルに満ちながらも、ただよう危うさと脆さ。「ずっとママが恋しかった。」「あんたのママになりたかった。」オランダからポーランドへと続くロードサイドを舞台に、アメリカン・ニューシネマのエッセンスをちりばめながら描かれる母と娘の逃避行。2人がたどり着くエンディングとは‥‥。




本作はベルリン国際映画祭に正式出品、カンヌジュニア映画にも選出され、世界各国から称賛の声が寄せられた。また、『ANORA アノーラ』で第97回アカデミー賞・監督賞を受賞したショーン・ベイカー監督も「ユーモラスで、感動的。見事なデビュー作!」と本作を絶賛している。

映画『KIDDO キドー』は、2025年4月18日(金)より全国順次公開。

児童養護施設で暮らす11歳の少女ルーのもとに、離れ離れだった母親のカリーナから突然連絡が入る。自称ハリウッドスターのカリーナは、再会を喜ぶルーを勝手に施設から連れ出し、「ポーランドのおばあちゃんのところへ行く」と告げる。カリーナにはルーとずっと一緒にいるための、ある計画があったのだ。ルーは破天荒な言動を見せるカリーナに戸惑いながらも、母親と一緒にいたいという思いでついていくのだが‥‥。
監督:ザラ・ドヴィンガー
出演:ローザ・ファン・レーウェン、フリーダ・バーンハード、マクシミリアン・ルドニツキ、リディア・サドウカ 他
配給:カルチュアルライフ
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2025年4月18日(金) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、京都シネマほか全国順次公開