心優しき孤独な男が、歪んだ社会の狭間で‟悪のカリスマ”に変貌していくさまを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描いた、映画『ジョーカー』。
公開から5周年、遂にその最新作が『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が今年10月11日に公開される。
この度、特報映像が世界解禁された。
主人公のアーサー、つまりジョーカーには、ホアキン・フェニックスが続投、新たにレディー・ガガが共演に加わることが発表されている本作。
タイトルに含まれる「Folie à Deux(フォリ・ア・ドゥ)」とはフランス語で「2人狂い」を意味し、妄想を持った人物Aと、親密な結びつきのある健常者Bが、あまり外界から影響を受けずに共に過ごすことで、AからBへ、もしくはそれ以上の複数の人々へと妄想が共有されることを意味する。
解禁された映像では、アーサーとレディー・ガガ演じるハーリーン・クインゼル(通称ハーレイ・クイン)の出会いの場面から始まる。
心優しい男から”悪のカリスマ”へと変貌を遂げたアーサーに対し、「私は誰でもない、あなたと違って何もしてない」と心情を明かす彼女。
2人が座るみすぼらしい客席から一点、舞台上のピエロメイクを施したジョーカーとハーリーンが流麗なメロディーにのせてダンスを踊る。トム・ジョーンズの「What the World Needs Now Is Love」にのせ、アーサー、そしてハーリーンの妄想とも現実ともつかないシーンが映し出される。
映像の後半、変化を問われたアーサーは答える「教えてやろう、もう俺1人じゃない」と。
アーサーにはこの世界がどう見えているのか。彼の狂気が感染し、変貌を遂げるようにも見えるハーリーン、彼女の身に一体何が起きたのか? 前作にはない舞台を思わせるような空間も印象的で、美しくも狂気に満ちた見た事もない映像となっている。
ガガが演じる女性ハーリーン・クインゼルと言えば、ジョーカーの精神科医として描かれることが多いが、今回、どんなキャラクターになるのかも、大きな注目が寄せられている。
特報解禁に先駆けること数時間前、本日朝、雨の中アーサーが笑い続けて居るという、かなり意味深な縦型アナウンス予告映像が公開されている。
特報のアナウンスまで制作される力の入れように本作のへの期待値がますます高まる。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、2024年10月11日(金)より劇場公開。
孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で‟悪のカリスマ”に変貌していくサスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』の最新作。
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2024年10月11日(金) 劇場公開
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