11月29日、「泉佐野フィルムフェス vol.2」(大阪府・エブノ泉の森ホール)で、映画『小さな恋のうた』(橋本光二郎監督)が上映され、企画プロデューサーの山城竹識氏と、原曲「小さな恋のうた」を生み出したMONGOL800のキヨサクがゲストとして登壇した。会場には約800人が集まり、キヨサクはミニライブも披露。満員の観客から大きな歓声が送られた。

本作は、沖縄を舞台に若者たちの友情や恋、そして平和への願いを音楽に乗せて描く2019年公開の青春物語。佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦が出演。劇中で響く楽曲の多くは、MONGOL800の名曲「小さな恋のうた」をはじめとした彼らの音楽が原点となっている。
登壇したキヨサクは、映画を観終えたばかりの観客に向けて「時間が経っても残り続けるメッセージを、音楽と映画という形で残していただけたことが本当にありがたい」と感謝を述べた。

山城氏も「キヨサクさんと映画の話を皆さんの前でするのは初めてで緊張しています」と語りつつ、映画が生まれたきっかけについて振り返った。
2人は同じ浦添高校の先輩・後輩でもあり、劇中の文化祭シーンや演奏シーンの一部には、実際の高校時代の思い出が反映されているという。キヨサクは「今日改めて観たら、自分の実家にあったベースアンプが使われているのに気づきました」と明かし、観客を驚かせた。さらに、漁師役でカメオ出演していることに触れ「セリフなしの予定だったのに、監督スイッチが入ったのか、急にリアルさを出すためにクーラーボックスを持たされた」と裏話も披露した。

映画の魅力についてキヨサクは「役者の皆さんがゼロから楽器を練習して本当に演奏している。僕たちが高校時代に必死で音楽に向き合っていた時期と重なり、胸が熱くなります」と語った。

トークイベントの最後には、待ちわびた観客の前でキヨサクがステージに立ち、「小さな恋のうた」を含むスペシャルミニライブを開催。会場は大きな拍手と熱気に包まれた。
取材・文 ・撮影 / 平辻哲也

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【開催概要】
開催日:2025年11月29日(土)~30日(日)
会場:エブノ泉の森ホール(大ホール・小ホール・マルチスペース 他)
主催:泉佐野フィルムフェス実行委員会
公式サイト izumisano-film