2001年に始まり、毎年春の恒例イベントとして今年で23回目の開催となる「イタリア映画祭2023」。上映作品はすべて本映画祭での上映が日本初公開。イタリア喜劇のヒット作からスターが出演するエンタメ作品、国際映画祭をにぎわせた作品や、LGBTQ+やSDGsをテーマにした作品などバラエティーに富んだ全14作品が上映される。
この度、映画祭を盛り上げる、9名の豪華ゲスト陣が発表された。
『グレート・ビューティー 追憶のローマ』『ローマに消えた男』など、盟友パオロ・ソレンティーノ監督作への出演で知られる名優、トニ・セルヴィッロは待望の初来日。巨匠マルコ・ベロッキオによる上映時間330分の渾身の超大作『夜のロケーション』に出演。3度目のタッグを組んだロベルト・アンドー監督作『奇妙なこと』にも主演し、監督とともに上映後Q&Aの登壇を予定している。
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さらに、現代イタリア映画を代表する名優ルイージ・ロ・カーショが2004年に同映画祭で初来日をして以来19年ぶり2度目の来日となる。2作品(『蟻の王』(仮題)、『デルタ』)でのQ&Aにも登壇する。
その他俳優陣では日本劇場公開された『3つの鍵』『幸福なラザロ』などに出演するトンマーゾ・ラーニョ、本映画祭上映作品でもお馴染みのカシャ・スムトニャク。監督は、ヴェネチア国際映画祭でドキュメンタリー映画として史上初の金獅子賞受賞したジャンフランコ・ロージ(『旅するローマ教皇』)のほか、新鋭キアラ・ベッロージ(『スイングライド』)、3大国際映画祭で受賞歴があるエマヌエーレ・クリアレーゼ(『無限の広がり』)が来日し、登壇する。
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さらに、オープニング作品『遺灰は語る』の監督を務めた御年91歳の巨匠パオロ・タヴィアーニは、オンラインでQ&Aに出席する。
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「イタリア映画祭2023」は2023年5月2日(火)より東京、大阪の各会場にて開催。
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主催:朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ 後援:イタリア大使館、イタリア領事館
▼東京会場
会期:5月2日(火)~5月7日(日)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
▼大阪会場
会期:6月10日(土)~6月11日(日)
会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)
公式サイト italia/2023/