今年で23回目の開催となる「イタリア映画祭2023」の開催が決定。上映作品のラインナップが発表された。
東京会場は4年ぶりとなる有楽町朝日ホール、大阪会場は例年通りのABCホールの2拠点で開催される。上映作品はすべて本映画祭での上映が日本初公開。東京会場ではバラエティーに富んだ全14作品が取り揃えられる。
オープニング作品は、名匠パオロ・タヴィアーニの『遺灰は語る』。世界の映画ファンに愛されるイタリアのタヴィアーニ兄弟。2018年、兄ヴィットリオが亡くなった後に現在91歳の弟パオロが初めて1人で監督した新作が6月の劇場公開に先駆けて上映される。
そのほかにも、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、アカデミー賞国際長編映画賞イタリア代表にも選ばれた、マリオ・マルトーネ監督の『ノスタルジア』やスター俳優アレッサンドロ・ボルギとルイージ・ロ・カーショの共演作『デルタ』、ペネロペ・クルスを主演に迎えた鬼才エマヌエーレ・クリアレーゼ監督最新作『無限の広がり』、モニカ・ベルッチら豪華キャストが出演する、群像劇の名手パオロ・ヴィルズィ監督の『乾いたローマ』など、注目の作品が多数上映。
特別上映作品はルイージ・ロ・カーショ、エリオ・ジェルマーノが共演、名匠ジャンニ・アメリオによる『蟻の王』（仮題）、ジャンフランコ・ロージ監督の『旅するローマ教皇』、昨年のカンヌ国際映画祭プレミア上映で絶賛された巨匠マルコ・ベロッキオ『夜のロケーション』の3本。
「イタリア映画祭2023」は2023年5月2日(火)より東京、大阪の各会場にて開催。
主催：朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ 後援：イタリア大使館、イタリア領事館
▼東京会場
会期：5月2日（火）～5月7日（日）
会場：有楽町朝日ホール（東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階）
▼大阪会場
会期：6月10日（土）～6月11日（日）
会場：ABCホール（大阪府大阪市福島区福島1-1-30）
公式サイト italia/2023/
