アニメーション映画『氷を売る親子』(原題:Ice Merchants)が、第95回アカデミー賞・短編アニメーション部門に、ポルトガル映画として初めてノミネートされた。2月6日(月)〜3月5日(日)まで、親子のための情報サイト「こども映画プラス」で配信されることも決定。
本作は、アカデミー賞ノミネートに先駆け、2022年のカンヌ国際映画祭国際批評家週間にて審査員賞を受賞。すでに100を超える映画祭で上映され、44の賞を受賞した。
雪山の険しい崖に建つ一軒の家。毎日、山のふもとの村へ氷を売りに行くため、少年は父の胸に抱かれながらパラシュートで飛び降りる。少年の住む家はとても寒く水は一晩で氷になるので、それを売っているのだ。母の姿はなく、カップだけが残されている。
ある時、春が近づいたのか、溶けた雪によって家が傾き、パラシュートが地上に落ちてしまう。二人を待ち受ける運命とは?少年と父の強い絆に深く心揺さぶられる感動作。
監督を務めたのは、ポルトガル出身のジョアン・ゴンザレス。音楽も担当している。本作について「一見無意味に見える日々の習慣や、人と人との小さな交流が、有意義で長続きする人間関係の基礎の大きな部分を占めていることを伝えたかった」と語った。
またノミネートを受けて「この映画は学校のプロジェクトとして始めました。このような大規模なプロジェクトになるとは想像もしておらず、とても嬉しい驚きです。完成に2年を費やしました。評価されることは、とても嬉しいことです」とコメントを寄せた。
雪山の険しい崖に建つ一軒の家。毎日、山のふもとの村へ氷を売りに行くため、少年は父の胸に抱かれながらパラシュートで飛び降りる。少年の住む家はとても寒く水は一晩で氷になるので、それを売っているのだ。ある時、春が近づいたのか、溶けた雪によって家が傾き、パラシュートが地上に落ちてしまう。二人を待ち受ける運命とは?
監督:ジョアン・ゴンザレス
2023年2月6日(月)〜2023年3月5日(日) 「こども映画プラス」にて配信
公式サイト vod.kodomoeiga-plus.jp