Jun 14, 2022 news

渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映

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2022年夏、9回目を迎える「夏のホラー秘宝まつり 2022」が開催される。「ホラー秘宝まつり」は、2014年から、ホラー映画未開の地・キネカ大森にてスタートした映画祭で、質の高いホラー映画のセレクションの”観客参加型”ホラー映画祭として、ファンから愛されてきた。

東京ではキネカ大森、アップリンク吉祥寺のほかヒューマントラストシネマ渋谷も加わり、初の渋谷上陸を果たし、3館で開催。

また長らく開催している、シネマスコーレ(名古屋)、シアターセブン(大阪)はもちろん、昨年から開催劇場に加わった、 アップリンク京都(京都)、第七藝術劇場(大阪)でも上映され、映画祭史上最大規模となる、4都市・7劇場同時開催となった。

映画祭初の試みとなる渋谷上映ではホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督の手掛けたギャング映画『野獣死すべし』をスクリーン初上映する。本作は彼の最盛期とされる『サンゲリア』『地獄の門』の間に製作されたゴア描写だけでない、アクションあり家族愛ありのエンタメ作品と知られている。

渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映

そんな『野獣死すべし』を鑑賞した映画評論家・アートディレクターの高橋ヨシキ氏よりコメントが届いている。

ナポリの密輸マフィア対フランスの麻薬ギャングの、文字通り血で血を洗う抗争を描いたルチオ・フルチ版『仁義なき戦い』とでもいうべき作品である。もちろん、フルチのトレードマークともいえる残酷描写も大盤振る舞い。物語が進むにつれて残虐度がどんどんと増していく、血まみれローラーコースタ ー・ライドとしての側面もある。一方、謀略と裏切り、怒りと愛と復讐が交錯する物語は堂々たるマフィア映画の風合いを感じさせる。実際にナポリの密輸マフィアが製作に協力したことで醸し出される異様な迫力も特筆に値する。冒頭を飾る、圧巻のボート・チェイスに登場する高速ボートは密輸団が使っている本物なのだそうだ。愛するナポリをフランスのギャングに蹂躙されてたまるかと、引退した老マフィアが次々と立ち上がるクライマックスは本当に熱い! 魂を揺さぶるフルチ一世一代のギャング 映画を見逃すな!
ーー高橋ヨシキ

渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映

イタリアン・ホラーの大巨匠、残虐ホラー界のエポックメイカーとして超一級の作品を生み出し続けたルチオ・フルチ。スクリーン初お披露目となる『野獣死すべし』と並び、全盛期に手掛けた『ビヨンド』『地獄の門』『墓地裏の家』を4Kレストア版で再び上映する。

渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映

さらに、ジャッロ映画の手腕も光る『ルチオ・フルチの ザ・サイキック』、脂が乗りに乗った爛熟期の名作『マンハッタン・ベイビー』『ルチオ・フルチのマーダロック』、低予算作品の製作へと舵を切った晩期の『サンゲリア2』と、過去の上映で反響が大きかった彼のホラー作品を厳選し、再び総力特集する。

渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映

また、本映画祭で愛され続けるマリオ・バーヴァ監督の作品から、過去2年の上映で反響が大きかった6本で再び実施。

魔女裁判の200年後を描く『血ぬられた墓標』、少女の幽霊が現れる屋敷ホラーの傑作『呪いの館』、惨殺事件が次々と巻き起こる『血みどろの入江』、華やかな暮らしのなかで秘密を抱えた美女たちが白い覆面の怪人に殺めらていく『モデル連続殺人!』、名優クリストファー・リー主演で愛と猟奇を描いた『白い肌に狂う鞭』、私怨や欲望に駆られ巻き起こる3篇の物語で構成されたホラー・オムニバス『ブラック・サバス 恐怖! 三つの顔』と、血生臭い残酷ホラーのファンからお洒落映画好きまで楽しめる豪華ラインナップとなっている。

渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映

さらにグラインドハウスの申し子・鬼才フランク・ヘネンロッターの伝説的カルトホラー『バスケットケース』 や、ゾンビ映画黎明期の傑作『悪魔の墓場』、ジョージ・A・ロメロの初期監督作『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』、カンヌ映画祭でグランプリを獲得したが挑発的な内容から物議を醸したミヒャエル・ハネケの衝撃作『ファニーゲーム』、ジャッロ映画の名手ダリオ・アルジェントの初期監督作『四匹の蠅』、高橋ヨシキ氏も「あの作品がスクリーンで観られる日が来るとは!」と感嘆した『宇宙からのツタンカーメン』と、ホラーファンのみならず名作映画を追い求める映画ファンの好奇心をもくすぐる、エッジの効いたタイトルがスクリーンに押し寄せる。

これら過去8年間のホラー秘宝ラインナップから指折りの優秀作を集めた「ホラー秘宝 レトロスペクティブ」として上映を実施。

『野獣死すべし』と「ホラー秘宝 レトロスペクティブ」合わせて全20作品を一挙上映する。

イベント情報
渋谷初上陸 映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」 残酷ホラーの大巨匠ルチオ・フルチ監督作 血まみれマフィアノワール『野獣死すべし』を日本初上映
映画祭「夏のホラー秘宝まつり 2022」

<スクリーン初上映>『野獣死すべし』

<ホラー秘宝 レトロスペクティブ>

【ルチオ・フルチ監督特集】『ビヨンド《4Kレストア版上映》』、『地獄の門 《4Kレストア版上映》』、『墓地裏の家 《4Kレストア版上映》』、『ルチオ・フルチのザ・サイキック』、『マンハッタン・ベイビー』、『ルチオ・フルチのマーダロック』、『サンゲリア2』

【マリオ・バーヴァ特集上映】『血ぬられた墓標』、『モデル連続殺人!』、『呪いの館』、『白い肌に狂う鞭』、『血みどろの入江』、『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』

【名作・傑作ホラー】『バスケットケース』、『悪魔の墓場』、『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』、『ファニーゲーム』、『四匹の蠅』、『宇宙からのツタンカーメン』

配給:ブラウニー

劇場一覧:

【東京】キネカ大森:8月12日(金)~9月1日(木)、アップリンク吉祥寺:8月12日(金)~9月1日(木)、ヒューマントラストシネマ渋谷:8月12日(金)~8月25日(木) 

【名古屋】シネマスコーレ:8月

【大阪】 第七藝術劇場:8月13日(土)~、シアターセブン:8月13日(土)~

【京都】アップリンク京都:8月12日(金)~9月1日(木)

※東京は『野獣死すべし』をヒューマントラストシネマ渋谷にて、「ホラー秘宝 レトロスペクティブ」19作品をキネカ大森、アップリンク吉祥寺にてそれぞれ上映

※大阪は『野獣死すべし』を第七藝術劇場にて、「ホラー秘宝 レトロスペクティブ」19 作品をシアターセブンにて上映予定

※名古屋のシネマスコーレ、京都のアップリンク京都では全20作品を上映

公式サイト horror-hiho.com