手塚治虫の伝説的名作「火の鳥」望郷編が、STUDIO4℃によって新作アニメーションとして映像化される。配信版『火の鳥 エデンの宙』はディズニープラスで世界独占配信され、エンディングが異なる映画版『火の鳥 エデンの花』は劇場公開される。この度、両作の声優をつとめる宮沢りえ、窪塚洋介、イッセー尾形らの情報とあわせて、特報映像、映画版ティザービジュアルが公開された。
“漫画の神様”と謳われ、今も世界中で敬愛される巨匠・手塚治虫。その代表作にしてライフワークともなった不朽の名作「火の鳥」全12編のうち、わたしたちが生きる地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」が初のアニメーション映画化。
アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃が、製作期間7年をかけて入魂のスペクタクル巨編を完成させた。声優を務めるのは、主人公ロミ役の宮沢りえをはじめ、窪塚洋介、吉田帆乃華、イッセー尾形。不朽の名作の映像化に豪華声優陣が集結する。
監督は『鉄コン筋クリート』『ムタフカズ』などの作品で独自の作風を発揮してきた、西見祥示郎。手塚原作に大胆な現代的アレンジを施しながら、アニメーションならではの魅力が溢れる作品世界を構築する。
さらに、キャラクターデザイン・総作画監督の西田達三、美術監督の木村真二ほか、STUDIO4℃作品を支えてきた強力なスタッフ陣が集結。人気作曲家・村松崇継による、壮大なスケール感と詩情を併せ持つ音楽にも注目したい。
この度公開された特報映像では、地球を逃れ辺境惑星エデン17で暮らすロミ(宮沢りえ)や、恋人のジョージ(窪塚洋介)、ロミが出会う心優しい少年コム(吉田帆乃華)、怪しげな宇宙のよろず屋ズダーバン(イッセー尾形)など個性的なキャラクターと、宇宙を荘厳に舞う火の鳥の姿が映しだされる。
1300年の時を生きることになった数奇な運命をたどるロミの壮大な冒険物語と、宇宙を舞台にした雄大なスケールに期待が膨らむ。