Jan 11, 2023 news

TBSドキュメンタリー史上、最大の問題作!寺山修司が改めて問う“ニッポン”とは 映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』

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寺山修司没後40周年、観る者を圧倒する「むき出し」のドキュメンタリー映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の予告映像が解禁された。

1967年の放送直後から抗議が殺到し、閣議でも偏向番組、日の丸への侮辱として問題視され、郵政省が調査するにまで至ったTBSドキュメンタリー史上、最大の問題作「日の丸」。サブカルチャーの先駆者であり時代の寵児であった劇作家の寺山修司が構成を担当し、街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」といった、人々が普段考えないような本質に迫る挑発的な質問を次々とインタビューしていく内容だ。

そんな長年タブーとされていた本作を現代に蘇らせるべく、ドラマ制作部所属で、本作が初ドキュメンタリーとなる若干28歳の佐井大紀が自ら街頭に立った。

「TBSドキュメンタリー史上最大の問題作が現代に蘇る」というセンセーショナルなナレーションとともに始まる予告映像では、街ゆく人に“日の丸の赤は何を意味しているか”や“祖国と家庭どちらを愛しているか”といった、挑発的で無機的なインタビューを矢継ぎ早に行う様子が切り取られる。

真摯に答える人、いらだちを露わにする人。そこに映し出されるのは、過去、そして現代の日本と日本人の姿‥‥。「国家」とは何かを追い続けていた寺山修司による「挑発」に込められた思惑や驚異のトリックが、当時を知る関係者から赤裸々に語られる。

予想外の急展開にきりきり舞いしながら、テレビの限界に挑んだ人々の思いに触れ、激動の現代における自らの存在を考えさせられる映像となっている。

映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』は、2023年2月24日(金)より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほかにて全国公開。

作品情報
映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』

サブカルチャーの先駆者であり時代の寵児であった劇作家の寺山修司が構成を担当し、街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった、人々が普段考えないような本質に迫る挑発的な質問を次々とインタビューしていった問題作「日の丸」を、「現代に同じ質問をしたら、果たして?」 という思いから、ドラマ制作部所属で、本作が初ドキュメンタリーとなる若干28歳の佐井大紀が、1967年と2022年の2つの時代を対比させることにより「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立つ。

監督:佐井大紀

出演:高木史子、シュミット村木眞寿美、金子怜史、安藤紘平、今野勉

©TBSテレビ

2023年2月24日(金) 角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

公式サイト hinomaru-movie.com