1999年を舞台に、人生で最も純粋な時期の温かさを描く少女たちの愛と友情の物語、映画『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる』。この度、本作の本予告映像が公開された。
階級差別や性差別が色濃く残る1999年を舞台に、高校のテコンドー部に所属するジュヨンと少年院の学生イェジの出会いから物語は始まる。ハン・ジェイ監督がたまたま読んだ本の一節から着想を得たという、悲観と楽観が混在する作品タイトルのごとく、本作では、世紀末の10代の少女たちを取り巻く理不尽な境遇と、それにも関わらず愛することの喜びと美しさを対比させながら描かれていく。そんな本作の主演を務めるのは、『はちどり』のパク・スヨンと「イカゲーム」のイ・ユミ。
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この度公開された予告映像では、海辺で学生たちが“この中に好きな人がいる、いない”の質問に心の内を明かす「真実ゲーム」をしている青春時代の甘酸っぱさを思い出させるシーンから始まる。所属するテコンドー部のコーチからの暴力やセクハラ、先輩からのイジメなど自分を取り巻く世界に絶望したジュヨンと、少年院に通っているというだけでアルバイト先をクビになってしまうなど世界から拒絶されたイェジ。その2つの世界が混ざりお互いに惹かれていく。「イェジ、私はあなたの友達?」という問いと共に2人の距離は近づき、少女たちの愛と友情は加速していくが、次々と壁が立ちはだかる。
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映画『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる』は、2025年3月14日(金)より全国公開。
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1999年、ノストラダムスの予言した地球終末論があちこちで聞かれた不安の時代。高校のテコンドー部に所属するジュヨンが先輩たちから暴行を受けているところ、少年院帰りのイェジに助けられる。偶然か必然か、ジュヨンとイェジは、ジュヨンの母親が担当する少年院の家庭体験プロジェクトをきっかけに一緒に暮らすことに。友達との旅行先で、ジュヨンとイェジは心に芽生えた何とも言えない感情に気づく。夢のような時間は過ぎ再び戻ってきた現実は、お互いを好きだというだけで2人を引き離そうとする。しかし2人は愛を確信し、最後まで自分たちの選択に責任を取ろうと、大切な存在を守ろうとするが‥‥。
監督:ハン・ジェイ
出演:パク・スヨン、イ・ユミ、シン・ギファン、キム・ヒョンモク
配給:クロックワークス
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2025年3月14日(金) シネマート新宿ほか全国公開
公式サイト klockworx.com/movies/heaven/