Apr 25, 2025 news

その“責任”は、本当に“母親だけ”のものなのか。家族と社会の歪みを鋭く暴き出すヒューマンサスペンス 映画『はらむひとびと』

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幼児車内置き去り事件の責任をめぐり家族と社会の歪みを暴き出すヒューマンサスペンス、 映画『はらむひとびと』。この度、本作の本予告映像とポスタービジュアルが公開され、あわせて、主題歌をグソクムズが担当することが発表された。

本作は、「アンメット」「無能の鷹」などのドラマや、映画『愚行録』などに出演する、俳優 相馬有紀実が企画・プロデュース・主演を務めた長編作品。相馬は本作制作期間中に妊活・妊娠・出産・育児を経験。母親当事者だからこその強い想いと、20年の俳優人生のすべてを注ぎ込んだという。

3歳の息子・ゆうりを育てる亜湖は、仕事優先の夫・雅人にも頼れず、社会から隔絶されていく日々の中で、育児ノイローゼに陥っていた。一方、広告会社に勤める郁美は、有名コピーライターの夫・俊介との間に望まぬ妊娠をしてしまう。偶然再会した旧友の2人は、互いの境遇に共感し、やがて協力関係に。亜湖は回復の兆しを見せ、都美もゆうりとの交流を通じて母になる覚悟を抱き始める。しかし、そんな矢先にゆうりの置き去り事件が発生してしまう。亜湖、都美、俊介、雅人のそれぞれの想いと正義、葛藤そして絶望や希望が交差する。

相馬とともにW主演を務めるのは、『この日々が凪いだら』『クレマチスの窓辺』等に出演し、モデルとしても活躍する瀬戸かほ。 共演には、浅香航大、前原瑞樹らが顔を揃える。

監督は、中編映画『Share the Pain』やCreepy NutsのMVなどを手掛け、CMディレクターとしても活躍する中嶋駿介。

そしてこの度、本作の主題歌が、話題のバンド、グソクムズが書き下ろした楽曲「hand」に決まったことが発表された。

▼グソクムズ(堀部祐介(Ba.)) コメント
本当の痛みは、その当事者にしか分からない。
だけど、想像することは出来る。
想像して抱きしめることは出来る。
想像して共に立ち上がることは出来る。
そんなことを思いながらこの曲を書きました。
この作品が、誰かの抱える痛みについて考えるきっかけになればいいと思います。
そして、痛みを抱える誰かをそっとあたためられる作品になればいいと思います。

映画『はらむひとびと』は、2025年7月11日(金)より公開。

作品情報
映画『はらむひとびと』

3歳の息子・ゆうりを育てる亜湖は、仕事優先の夫・雅人にも頼れず、社会から隔絶されていく日々の中で、育児ノイローゼに陥っていた。一方、広告会社に勤める郁美は、有名コピーライターの夫・俊介との間に望まぬ妊娠をしてしまう。偶然再会した旧友の2人は、互いの境遇に共感し、やがて協力関係に。亜湖は回復の兆しを見せ、都美もゆうりとの交流を通じて母になる覚悟を抱き始める。しかし、そんな矢先にゆうりの置き去り事件が発生してしまう。亜湖、都美、俊介、雅人のそれぞれの想いと正義、葛藤そして絶望や希望が交差する。

監督・脚本・編集:中嶋駿介

出演:相馬有紀実、瀬戸かほ、浅香航大、前原瑞樹、磯西真喜、野田瑛仁、石本径代、中野周平(蛙亭)、山口森広、中野健治、藤田仁平、倉田奈純、野島健矢、山本いちか、五辻真吾、深月信之介、百里香、岩村航輝、永口紗也香

©はらむひとびとパートナーズ

2025年7月11日(金) 新宿武蔵野館にて公開

公式サイト www.haramu-movie