『赫い髪の女』『キャバレー日記』など日活ロマンポルノの名作や、『Wの悲劇』『ヴァイブレータ』『共喰い』など数多くの脚本を手がけてきた荒井晴彦が、主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎えた映画『花腐し』の予告映像とポスタービジュアルが公開された。
廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そしてふたりが愛したひとりの女優・祥子(さとうほなみ)。タイトルに引用された万葉集の和歌「花腐し」とは、きれいに咲いた卯木の花をも腐らせてしまう、じっとりと降りしきる雨を表現。そのタイトル通り、梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していく。
この度公開された予告映像は、栩谷と伊関が梅雨のある日、初めて会うシーンから始まる。会話を重ねるうちに少しずつ警戒心が解けていく2人。やがて、それぞれが自らの朽ちつつある夢とともに、過去に本気で愛した女について語り始めるが、なんとそれが、同じ女<桐岡祥子>だったことをお互いは知り、衝撃を受ける。しかも、栩谷は伊関に「桐岡祥子は死んだ」と告げる‥‥。
さらに追加キャストとしてピンク映画の監督・桑山役と寺本役にそれぞれ吉岡睦雄と川瀬陽太、中国からの留学生リンリン役にMINAMO、韓国からの留学生ハン・ユジョン役にNia、栩谷が身を寄せるビルのオーナー・金役にマキタスポーツ、韓国スナックのママ役に山崎ハコ、ピンク映画の製作会社社長・小倉役に赤座美代子、脚本家・沢井役に奥田瑛二がそれぞれ扮する。
映画『花腐し』は、2023年11月10日(金)より全国公開。
廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷と脚本家志望だった男・伊関、そしてふたりが愛したひとりの女優・祥子。タイトルに引用された万葉集の和歌「花腐し」とは、きれいに咲いた卯木の花をも腐らせてしまう、じっとりと降りしきる雨を表現している。そのタイトル通り、梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していく。
監督:荒井晴彦
原作:松浦寿輝「花腐し」(講談社文庫)
出演:綾野剛、柄本佑、さとうほなみ、吉岡睦雄、川瀬陽太、MINAMO、Nia、マキタスポーツ、山崎ハコ、赤座美代子、奥田瑛二
配給:東映ビデオ
©2023「花腐し」製作委員会
2023年11月10日(金) テアトル新宿ほか全国公開
公式サイト hanakutashi.com