世界的メガヒットとなった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(16)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)を手掛けた“ルッソ兄弟”ことアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソが監督を務めるノンストップ・アクション超大作、Netflix映画『グレイマン』。本作では、ライアン・ゴズリングがとある理由から命を狙われる身となった〈CIA 工作員、コート・ジェントリー〉役、クリス・エヴァンスが〈コートを追う元同僚、ロイド・ハンセン〉役、そしてアナ・デ・アルマスが〈コートを援護する工作員、ダニ・ミランダ〉役を演じ、熾烈な追走劇を繰り広げていく。
この度、そんな「アベンジャーズ」シリーズ制作陣が集結した超大作だからこそ実現した、ド派手なアクションシーンの撮影の裏側が明らかになった。
所属する組織の“超重要機密”を知ってしまい、元同僚から命を狙われることになった”グレイマン”ことコート・ジェントリー。世界を股にかけて繰り広げられる追走劇ということで、撮影は7カ国以上で国際的に展開された。特にチェコでの撮影は壮大なスケールで行われ、首都プラハの旧市街の人通りの多い地区では、撮影のために主要な広場が10日間も閉鎖されたという。
チェコは中世に建てられた赤い屋根で埋め尽くされた街並みが特徴で「世界で一番美しい街」とも称される国。その静寂な地を舞台に銃撃戦や大爆発などスリリングで疾走感溢れるアクションシーンが連発されるギャップに本作のただならぬ雰囲気がうかがえる。
ジョー・ルッソも「なぜプラハで広場を封鎖しての撮影に許可が下りたのか、いまだに不思議です。10日間にわたって銃撃戦をしたり、爆破したり、車をぶつけたりしていたので、今となってはプラハの人々は私たちのことが大好きか大嫌いかのどちらかでしょう。」と冗談を交えて語るほどの本格的撮影となっている。
また、プラハの街中をコートが路面電車に乗り、ロイドが差し向けた最強の追手の軍勢から逃げるシーンでは、実際に走っている路面電車を一切使わず、車両セットを用意して臨んだという。そうすることで街中を縦横無尽に駆け回る電車の上に乗るクリスを狙う激しい銃撃戦が繰り広げられるほどのド派手なアクションシーンが生まれた。さらに、様々な揺れを再現するために複数の路面電車のセットが用意されたそう。
そんなチェコをはじめとした世界各国で物語は畳み掛けるようなスピードで展開。追うロイドと追われるコート、それぞれの複雑な思惑が入り混じる状況の中、「”孤独を運命づけられた男”グレイマンが、他者との繋がりや、その繋がりのために命をかけるといった経験もします。」とアンソニー・ルッソが語っているように、一匹狼コートは一人では太刀打ちできないほどの巨悪に周囲を巻き込んで、どのように立ち向かうのか?果たしてコートとロイドによる壮絶な追走劇はどんな結末を迎えるのか?
Netflix映画『グレイマン』は、本日より全世界独占配信。
正体を知る者は誰もいない男=”グレイマン”の異名を持つCIA 随一の優秀な雇われ工作員、コート・ジェントリー。ある日所属する組織の“超重要機密”を知ってしまったことで、命を狙われることに‥‥。
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
原作:マーク・グリーニー「暗殺者グレイマン」シリーズ
出演:ライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェシカ・ヘンウィック、ワグネル・モウラ、ダヌーシュ、ビリー・ボブ・ソーントン、アルフレ・ウッダード、レジェ=ジーン・ペイジ、ジュリア・バターズ、エミ・イクワーカー、スコット・ヘイズ
2022年7月22日(金) Netflixにて全世界独占配信