『インファナル・アフェア』シリーズ以来、トニー・レオンとアンディ・ラウが20年ぶりの共演を果たした、映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』。この度、香港で行われた、トニー・レオン&アンディ・ラウのインタビュー映像と、貴重なメイキング写真が公開された。
『インファナル・アフェア』シリーズの壮絶な闘いを締めくくる最終章、『インファナル・アフェアIII 終極無間』の香港公開から20年の節目となる2023年12月。トニー・レオンとアンディ・ラウが20年ぶりの共演を果たした本作は、世界各国で封切られ、香港興収ランキングでは5週連続第1位を獲得。第42回香港電影金像獎(香港アカデミー賞)では12部門にノミネートされ、主演男優賞(トニー・レオン)、撮影賞を含む最多6部門を受賞した。
この度、そんな本作より、トニー・レオンアンディ・ラウが、約20年ぶりの共演や、日本のファンへの本作の注目ポイントなどを語った日本独占インタビュー映像が公開された。 多くの映画ファンが待望していた再共演について「芝居の部分でもお互いにかなり技術的にレベルアップした」とトニーが語れば、アンディは「一歩進んだ演技ができた」と振り返り、20年を経て役者として円熟した今だからこそ生まれた演技に手ごたえを感じていたことを明かす。
日本のファンに向けて注目ポイントを聞かれると、トニーは「ぜひ観てほしいのは前回(『インファナル・アフェア』)と真逆の役だという点です。今回は私が悪人でアンディさんが正義の役ということで、新鮮な組み合わせを楽しんでほしい」とファンの期待が俄然高まるメッセージを送る。続いてアンディは「良い意味でも悪い意味でもやはり金融というものを身近に感じられたりする」と金融の影響力が増す今だからこそさらに共感を得られる作品になったと太鼓判。最後には、日本のファンに向けて「こんにちは」「ありがとう」と日本語を交えながら間近に迫った日本公開をアピールした。
映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』は、2025年1月24日(金)より全国公開。
イギリスによる植民地支配の終焉が近づく香港。身ひとつで入国した野心家の男、チン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて徐々に香港に足場を築いていく。そして80年代株式市場ブームの波に乗ると、資産100億ドルの嘉文世紀グループ立ち上げに成功、時代のレジェンドとなる。一方、汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、チンの陰謀に目を付け、その後15年間にも及ぶ粘り強い捜査への道のりを歩み始めていた。人命も価値を失うほどの大金が動く、マネーゲームの代償を負うのは果たして誰なのか。そしてチンとラウの駆け引きの行方はいかに。
監督・脚本:フェリックス・チョン
出演:トニー・レオン、アンディ・ラウほか
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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2025年1月24日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開