Mar 10, 2024 news

「ゴジラは世界で人気ものだった」 アカデミー賞授賞式前日に開催された、『ゴジラ-1.0』記者会見の模様をL.A.からレポート!

A A
SHARE

第96回アカデミー賞が、日本時間の2024年3月11日にハリウッドのドルビーシアターで開催される。それに先立ち、日本時間の3月10日に在ロサンゼルス日本国総領事館公邸において、アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされている『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督および白組メンバーによる記者会見が行われた。otocotoでは、いち早く現地からのレポートをお届けする。

第47回日本アカデミー賞授賞式で、最優秀作品賞に選ばれた『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督を筆頭に、アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされた白組のVFXディレクター渋谷紀世子さんと高橋正紀さん、VFXデザイナー野島達司さんがロサンゼルスの日本領事館公邸で行われた合同記者会見に出席。

山崎監督は「もうやることは何もない」、高橋さんは「まだ実感がわかない。全てはじめてのことなので、レッドカーペットを楽しみたい。30年以上、この仕事をしてきて、まさか、ここまで受け入れられると思っていなかったので嬉しい」、渋谷さんは「小さい頃『スターウォーズ』の映画を見て、これをどうやって撮っているんだろうと思っていたら、アカデミー賞の授賞式で映像がながれて感銘を受けた覚えがあり、そのアカデミー賞授賞式を実際に体験できることがとても楽しみです」とコメント。野島さんはアメリカに来て、今後、日本の街や原風景をどう視覚効果で表現していくかなどの抱負を語った。

山崎貴監督は、「字幕で映画を見ることが浸透していると聞いてはいたが、ゴジラは大スターだったんだと改めて、この映画が評価されて分かった。これまでに会えて嬉しかった人はやはり、スティーブン・スピルバーグ監督」と語った。質問はAIにまで発展して、今後の可能性、そして授賞式への期待が膨らむ会見となった。

レポート / 宮国訪香子 (L.A.在住映画ライター)

作品情報
映画『ゴジラ-1.0』

戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか。

監督・脚本・VFX:山崎貴

出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介

配給:東宝

©2023 TOHO CO.,LTD.

公開中

公式サイト godzilla-movie2023