第96回アカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされている、映画『ゴジラ-1.0』。メガホンをとった山崎貴監督が自ら本作の舞台裏を解説する「VFXメイキング映像」が先日公開された。
アカデミー賞の「視覚効果賞」はその年に公開された映画の中で最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる栄誉で、注目度の高い部門のひとつ。過去には『スターウォーズ』『タイタニック』『アバター』などの映画史を代表する傑作が受賞している。
1月23日にノミネート作品が発表され、視覚効果賞のノミネート5作品の1つとして、『ゴジラ-1.0』が選出されたが、長い歴史を持つアカデミー賞の中でも、これまで監督としてこの賞を受賞したのは『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリックのみ。山崎監督が受賞すれば55年ぶり、史上2人目の受賞監督となる。
この度、公開されたのは、そんな『ゴジラ-1.0』の制作の裏側を明らかにした“メイキング映像”。VFXを担当した制作プロダクション・白組が自らつくり、ナレーションも山崎貴監督が担当している。限られた予算の中で、いかにしてハリウッド大作にも負けないVFXを生みだしたのか。最新のデジタル技術と古典的な手法を組み合わせ、工夫と努力を積み重ねた制作秘話がおさめられている。
第96回アカデミー賞の授賞式は、現地時間3月10日(日本時間3月11日)に開催予定。山崎監督と白組スタッフの授賞式参加が予定されている。
映画『ゴジラ-1.0』は現在公開中。
戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか。
監督・脚本・VFX:山崎貴
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介
配給:東宝
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公開中
公式サイト godzilla-movie2023