Jul 14, 2023 news

20世紀映画界の伝説であり永遠の反逆児、ゴダールの素顔に迫るドキュメンタリー 映画『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』

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ジャン=リュック・ゴダールの素顔に迫るドキュメンタリー、映画『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』の予告映像、場面写真が公開された。

1950年代末から60年代のフランス映画界で革新的な映画運動、「ヌーヴェル・ヴァーグ」を先導し、常に独自のスタイルを開拓・探究しながら最前線を駆け抜けたシネマの巨人にして鬼才、ジャン=リュック・ゴダール。

自ら選択した安楽死だと伝えられた衝撃の死から1年を経て日本公開される本作は、20世紀映画界の伝説であり永遠の反逆児、ジャン=リュック・ゴダールの人生をいま改めて振り返り、その伝説の陰に隠された、1人の「人間」としてのゴダールの知られざる素顔に迫る最新ドキュメンタリー。

奇しくもゴダールがこの世を去る直前に発表された本作の、監督・脚本・編集を手掛けたのは、これまで多数のドキュメンタリーや劇映画の編集に携わってきたフランスの映画監督シリル・ルティ。

本作を手掛けるに至った経緯についてルティは「ゴダールに対するモチベーションが湧き上がったのは、彼がすべてを承認しているためです。彼は他の映画作家を自由にさせ、果敢に挑戦させ、習慣に歯向かわせるのです。この映画を作ることは、他の誰よりも自分の芸術を本当に信じている1人の芸術家を探求することでもあります。」と語り、本作を通して、謎に包まれたゴダールの作家人生をひも解き、秘められた子供時代や、逆説好みと矛盾の精神、また崇拝と嫌悪、共闘の対象でもあった女性という存在など、様々なゴダール的主題を映し出していく。

この度公開された予告映像は「とにかく撮り続ける それしか出来ない」というゴダールの言葉から幕を開け、『勝手にしやがれ』『女と男のいる舗道』『気狂いピエロ』『彼女について私が知っている二、三の事柄』や『パッション、労働と愛』などのゴダール作品の映像の数々や、元パートナーのアンナ・カリーナをはじめ、マリナ・ヴラディ、ハンナ・シグラ、ナタリー・バイ、そしてジョニー・アリデーらといった俳優陣の貴重なインタビューが続く。

唯一無二の映画作家、ジャン=リュック・ゴダールの映画、そして彼の人生を紐解く本作に期待が高まる。

映画『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』は、2023年9月22日(金)より全国順次公開。

作品情報
『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』

1950年代末から60年代のフランス映画界で革新的な映画運動、「ヌーヴェル・ヴァーグ」を先導し、常に独自のスタイルを開拓・探究しながら最前線を駆け抜けたシネマの巨人にして鬼才、ジャン=リュック・ゴダール。自ら選択した安楽死だと伝えられた衝撃の死から1年。いま改めて振り返る20世紀映画界の伝説であり永遠の反逆児、ゴダールの人生とは?その伝説の陰に隠された、1人の「人間」としてのゴダールの知られざる素顔に迫る最新ドキュメンタリー。

監督:シリル・ルティ 

出演:マーシャ・メリル、ティエリー・ジュス、アラン・ベルガラ、マリナ・ヴラディ、ロマン・グーピル、ダヴィッド・ファルー、ジュリー・デルピー、ダニエル・コーン=ベンディット、ジェラール・マルタン、ナタリー・バイ、ハンナ・シグラ、ドミニク・パイーニ 

配給:ミモザフィルムズ

©10.7 productions/ARTE France/INA – 2022 
©1960 STUDIOCANAL – Societe Nouvelle de Cinematographie – ALL RIGHTS RESERVED.
©1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris
©1962 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS RESERVED.
©10.7 productions/ARTE France/INA – 2022

2023年9月22日(金)より新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

公式サイト mimosafilms.com/godard/