『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、『ローサは密告された』(16)など、不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠で社会派監督であるブリランテ・メンドーサの最新作、映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』。
プロボクシングライセンスが取得できない日本からフィリピンへと渡り、プロボクサーを目指した“義足のボクサー”を描く感動作の日本版予告映像&本ポスタービジュアルが公開された。
■日本版予告映像(30秒)
■日本版予告映像(60秒)
予告映像は、フィリピンのリングに上がる尚生(尚玄)の姿を追う。ボクサーとして実力があるにもかかわらず、“義足”であることから日本で叶わなかったプロの夢を追いかけて、彼はこの地でリングに立つ。「その足はどうした」―コーチとなった元世界チャンプのルディ(ロニー・ラザロ)は驚くが、「ライセンスの条件はアマチュア戦で3連勝だ」と声をかけ、激しいトレーニングを開始。だが、尚生の身を案じたルディは、対戦相手に金を渡してしまう。「なぜ金を渡した!」と怒りをあらわにする尚生に、コーチは「怪我なく勝たせたかった」と涙ぐむ。「俺は自分の力で勝ちたかった!」と更に激しいトレーニングを続けた尚生は、「今度は自力で勝つ」と誓って運命のリングに上がるのだが‥‥。
カンヌ国際映画祭受賞監督ブリランテ・メンドーサが描く“不条理と希望”、国際派俳優の尚玄の魂を揺さぶる熱演が炸裂、感動ドラマの誕生を予感させる本作。主演だけではなくプロデューサーのひとりとして名を連ねた尚玄は、10キロ以上も減量してストイックなボディを作り上げ、国際的なプロジェクトを実現させた。
映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』は、5月27日(金)より沖縄先行公開、6月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷にて先行公開、6月10日(金)より全国公開。
ボクサーとして実力があるにもかかわらず、“義足”であることから日本で叶わなかったプロの夢を追いかけて、フィリピンのリングに立つ尚生。「その足はどうした」―コーチとなった元世界チャンプのルディは驚くが、激しいトレーニングを開始。だが、尚生の身を案じたルディは、対戦相手に金を渡してしまう。怒りをあらわにする尚生は、更に激しいトレーニングを続け、「今度は自力で勝つ」と誓って運命のリングに上がるのだが‥‥。
監督:ブリランテ・メンドーサ
プロデューサー:山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード、尚玄
出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩
配給:彩プロ
©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会
2022年5月27日(金) 沖縄先行公開
2022年6月3日(金) TOHOシネマズ日比谷にて先行公開
2022年6月10日(金) 全国公開
公式サイト gisokuboxer.ayapro.ne.jp