Oct 28, 2025 news

“笑って、怒って、泣いて、踊る。”『逃げた女』以来のキム・ミニ単独主演作 「月刊ホン・サンス」第2弾 映画『小川のほとりで』

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2025年11月から2026年3月までの5カ月間、韓国の名匠ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して、新作 5本を5カ月連続で公開する「月刊ホン・サンス」。この度、第2弾となる、映画『小川のほとりで』の予告映像、キービジュアル、場面写真が公開された。

1996年の長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』から30年。これまで30本以上の監督作を発表し、近年はさらなるハイペースで自身のフィルモグラフィを更新し続けるホン・サンス。韓国のソウルに生まれ、アメリカで美術を学んだホン・サンスは、大作商業映画からは距離を置いた映画の製作体制を築き、ベルリン国際映画祭での5度の受賞をはじめ、カンヌ、ヴェネツィア、ロカルノなど数々の国際映画祭で活躍し唯一無二の存在感を示してきた。

演劇祭が間近に迫るソウルの女子大学。校内の恋愛スキャンダルの穴埋めをするため、テキスタイルアーティストであり、講師として働くジョニムは、有名な俳優で舞台の演出も手がける叔父のシオンを臨時の演出家として招聘する。演劇祭に向け寸劇作りがスタートするが、学生たちの恋愛事件の余波や、先輩の大学教授とシオンとの新たな恋の予感など、10日の間にさまざまな出来事が巻き起こる。

『逃げた女』以来の単独主演で、キム・ミニが再び圧巻の存在感を放つ『小川のほとりで』は、第77回ロカルノ国際映画祭で最優秀演技賞を受賞。ソウルの女子大を舞台に、演劇祭をめぐる学生と大人たちの恋愛模様が描かれていく。

また、一部劇場限定で、新作にリンクしたテーマで過去作を振り返る特集「別冊ホン・サンス」では、キム・ミニが3人の女友達を訪ね歩く『逃げた女』が上映される。

「月刊ホン・サンス」第2弾 映画『小川のほとりで』は、2025年12月13日(土)より公開全国順次公開。

作品情報
映画『小川のほとりで』

演劇祭が間近に迫るソウルの女子大学。校内の恋愛スキャンダルの穴埋めをするため、テキスタイルアーティストであり、講師として働くジョニムは、有名な俳優で舞台の演出も手がける叔父のシオンを臨時の演出家として招聘する。演劇祭に向け寸劇作りがスタートするが、学生たちの恋愛事件の余波や、先輩の大学教授とシオンとの新たな恋の予感など、10日の間にさまざまな出来事が巻き起こる。

脚本・監督・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス

出演:キム・ミニ、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、カン・ソイ、パク・ミソ

配給:ミモザフィルムズ

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2025年12月13日(土) ユーロスペースほかにて全国順次公開

公式サイト https://mimosafilms.com/gekkan-hongsangsoo/