劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』のWEB限定予告映像“大会編”が公開された。
原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した同名青春小説。愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎを瑞々しく描く物語は、1998年に田中麗奈主演で実写映画化、2005年には鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化され話題となった。そしてこの度、瑞々しく眩しい映像に載せた初の劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』が新たに誕生する。
監督は『あした世界が終わるとしても』で注目を集めた櫻木優平。脚本を『五等分の花嫁』の大知慶一郎、キャラクターデザインを『ラブライブ!』の西田亜沙子が担当する。さらに、ボートに青春を捧げる部員たちを雨宮天、伊藤未来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美が熱演。竹達彩奈、三森すずこ、内田彩、江口拓也も魅力あるキャラクターを演じる。主題歌と挿入歌を歌うのは、アイドルグループ 僕が見たかった青空。
そんな本作よりこの度公開されたのは、主人公 悦子たち三津東高校ボート部の5人が「勝ちたい」という同じ思いのもと、目標に向かって心を一つに切磋琢磨し、大会に挑む様子が映し出されたWEB限定予告「大会編」。
転校生のリーに、半ば強引に誘われて新しく出来たボート部に入る事になった悦子。練習中もバラバラなオールの動きに「しんどっ‥‥」と、思わず声を漏らす。一方で、全国大会を目指す競合校・港山高校のエース梅子から「邪魔にならないようにして欲しいかも」と釘を刺され、彼女達のライバルにもなれない事実を突き付けられる。その言葉に闘志をむき出しにするダッコとイモッチ。そして悦子たちはいつしかボートに夢中になっていく。やがて、5人に芽生えた“勝ちたい”という気持ちをきっかけに、バラバラだったオールの動きが揃い始めて‥‥。
劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』は、2024年10月25日(金)より全国公開。
学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり醒めた表情。才能もないのに頑張ったって仕方ない、そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってくる。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も、渋々初の大会に出場することに。試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになる。
監督:櫻木優平
原作:敷村良子 「がんばっていきまっしょい」(幻冬舎文庫)
声の出演:雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、江口拓也、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩
配給:松竹
©がんばっていきまっしょい製作委員会
2024年10月25日(金) 全国公開