『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞4部門受賞したことでも知られる、ウェス・アンダーソン監督待望の最新作、映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』。
『ダージリン急行』『ファンタスティック Mr.FOX』『犬ヶ島』といった名作の数々を生み出したウェス・アンダーソン監督の最新作の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。ところが、編集長が仕事中に急死、遺言によって廃刊が決まってしまう。果たして、何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、泣ける、その全貌とは?
この度、本作のストーリーポスター4点とシネマポスター2点、計6点のポスターが公開された。
突如急死した編集長の追悼号のため、個性豊かな記者たちによる選りすぐりのストーリーが描かれる本作。今回公開されたストーリーポスターは劇中で描かれる4つのストーリーをフィーチャー。「自転車レポーター」では、記者のサゼラック(オーウェン・ウィルソン)が編集長の愛した街アンニュイ・シュール・ブラゼを自転車で一巡しながら紹介する様子。「確固たる名作」では記者ベレンセン(ティルダ・スウィントン)が超個性的な画家で囚人のモーゼス(ベニチオ・デル・トロ)と、彼のミューズで看守のシモーヌ(レア・セドゥ)との驚くべき関係を記事にしたためる姿。「宣言書の改定」では記者ルシンダ(フランシス・マクドーマンド)が、“若き理想主義者運動”を立ち上げたリーダーのゼフィレッリ(ティモシー・シャラメ)と会計士ジュリエット(リナ・クードリ)が関わる学生運動、その青春の激しさと甘さを間近で捉えるさま。「警察所長の食事室」では記者ローバック(ジェフリー・ライト)が警察署長(マチュー・アマルリック)お抱えの天才シェフのネスカフィエ(スティーヴン・パーク)お手製の絶品料理を優雅に堪能する姿が切り取られている。
一方、シネマポスターは、ウェス・アンダーソン監督が営む架空の映画館に劇中の登場人物たちが足を運び、『フレンチ・ディスパッチ』を一緒に鑑賞する様子を描いたデザイン。本作で長編10作品目を迎えた監督の映画、映画館に対する愛がこめられいる。
11月12日(金)正午からは先行発売としてムビチケオンライン、12月3日(金)には劇場で販売のムビチケカード第一弾、12月24日(金)には別ビジュアルのムビチケカード第二弾が、随時発売開始。それぞれオリジナル購入特典が付くことも決定している。
先日、東京国際映画祭で待望の日本初上映を実施した本作。期待感に満ち溢れた熱狂的な盛り上がりとともに、鑑賞者からは「終わると客席から拍手が起きた。早く映画館でも観たいな!」「最初はクスクス笑いだった場内が後半はマスクしていることも忘れて爆笑していて感動した!」「ウェス・アンダーソン最高傑作!毎分どころか毎秒が見どころだらけでした」「文芸雑誌と映画への愛が溢れてる!つまり愛しかない!」「圧巻の画面構成と映像の美しさ、台詞回し、情報量の多さでさすが!もう一度観ます!」とウェス・アンダーソン監督最新作を堪能した絶賛の声が相次いでいる。
北米でも一足先に公開を迎え、大好評の映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は2022年1月28日(金)より全国公開。
活字文化とフレンチ・カルチャーに対するラブレター。20世紀フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で活躍する、一癖も二癖もある才能豊かな編集者たちの物語。ストーリーは三部構成で展開し、画面のいたるところにはウェス・アンダーソンらしいユニークな演出が散りばめられている。
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
出演:ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、ティモシー・シャラメ、リナ・クードリ、ジェフリー・ライト、マチュー・アマルリック、スティーヴン・パーク、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、クリストフ・ヴァルツ、エドワード・ノートン、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストンほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2022年1月28日(金) 全国公開
公式サイト searchlightpictures.jp