ライアン・レイノルズは、映画『デッドプール』でヒーローらしからぬ自由奔放なスタイルと過激なアクションで世界中を魅了した。そんな彼が、今度は映画『フリー・ガイ』で何でもアリな≪ゲームの世界≫を舞台に、地味で平凡な“ゲームのモブキャラ”ガイを演じ、“主人公=ヒーロー”になろうとする姿を描く。ライアン自らが現代版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と呼ぶ、新たな時代ならではの爽快アクション超大作となっている。
本作は、世界的な大ヒットを記録している「デッドプール」シリーズと同様にライアン・レイノルズが主演・プロデューサーを務めており、「良作を生むために大事にしていることは、〈皆が安心してチャレンジできる雰囲気作り〉だ」と語った。
監督を務めたショーン・レヴィ監督は、「ある時、ライアンからSMS が届いて、一字一句そのまま言うと、“やあ、この春は何をしてる?僕らにぴったりなやつがあるんだけど!”と書かれていたんだ。壮大なアイデアと、私が尊敬し一緒に仕事をしたいと思っていた俳優が揃うことで、独創的で楽しい機会になると思ったよ」と、この壮大なプロジェクトのスタートは、ライアンのプロデューサーとしての手腕がきっかけであったことを明かした。
撮影開始後も、主演としてだけでなく製作者として現場全体のことを考慮していたというライアンは、「キャスト陣の代表ぶるつもりは全くないけど、現場を誰もが安心できる場所にするために努力した、とだけは間違いなく言えるよ。僕が思いついた中でも屈指のアイデアというのは、元はどれもひどいものから生まれ、そこから育っていったものばかり。だからチャレンジを怖がらない現場を作りたいんだ」と、プロデューサー目線での、現場に対する考え方についても解説している。
さらに、「現場でお互いを尊重する気持ちを持つことはすごく価値がある。それが映画の中にもしっかりにじみ出てくるものなんだ。本作はそのおかげで、ストレートに楽しめる、高揚感を得られる作品になっている」と確かな自信を覗かせた。
本作がライアンと初共演で、ガイの運命を変える重要な役モロトフ・ガール / ミリーを演じるジョディ・カマーも、「私が思うライアンとレヴィ監督の素晴らしいところは、彼らがどれほど現場のことを気にかけているのかが我々にも伝わること。2 人とも驚くほど凄いエネルギーの持ち主だし、一緒に仕事をする相手として本当に楽しかった」と語っている。
劇中では主人公を中心に、ジョディやタイカ・ワイティティ、ジョー・キーリーらもそれぞれ個性溢れる素晴らしいキャラクターを演じ、ユーモアに溢れた爽快な物語が展開されていく。ライアンが信頼する俳優・制作陣とともに生み出した渾身作に注目したい。
映画『フリー・ガイ』は、絶賛公開中。
ルール無用のオンライン・アクションゲーム〈フリー・シティ〉内で、“ゲームのモブキャラ”として平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ(ライアン・レイノルズ)。ある日、彼はモロトフ・ガール(ジョディ・カマー)というキャラクターとの運命的な出会いによって、新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して自分勝手に行動開始!ありえないほどいい人すぎるヒーローとして立ち上がったガイの活躍は、ゲームの世界だけでなく現実世界でも話題に。〈フリー・シティ〉を運営するゲーム会社のワンマン社長アントワン(タイカ・ワイティティ)や、プログラマーのキーズ(ジョー・キーリー)らは、ガイの予想外の行動を止めるべく、ゲームの世界にさらなる混乱を巻き起こしていく。《ゲーム史上最大の危機》が迫る中、ガイは果たして、真の主人公=ヒーローになれるのか?
監督:ショーン・レヴィ
出演:ライアン・レイノルズ、ジョディ・カマー、ジョー・キーリー、タイカ・ワイティティ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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公開中
公式サイト movies.co.jp/FreeGuy