Dec 13, 2023 news

巨匠ロベルト・ロッセリーニが描く、聖なる隣人の物語 映画『神の道化師、フランチェスコ〈デジタル・リマスター版〉』

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ロベルト・ロッセリーニ監督の代表作として名高い傑作、映画『神の道化師、フランチェスコ〈デジタル・リマスター版〉』の最新予告映像が公開された。

本作は、『無防備都市』『戦火のかなた』などでイタリア・ネオリアリズモの巨匠と称されるロベルト・ロッセリーニが、アッシジの聖人フランチェスコと彼を慕う修道士たちの事績を、ユーモラスな描写も交えながら峻厳なスタイルで撮り上げた1950年の作品。

14世紀頃に精選された名詩選「聖フランチェスコの小さい花」と「兄弟ジネプロ伝」から着想を得て、1210年から 1218年までのエピソードを導入部と9つの章により構成。当時の生活の細部も丹念に描かれ、中世を舞台にしたネオリアリズモ映画とも謳われている。

脚本はロッセリーニとフェデリコ・フェリーニの共同執筆。撮影は『戦火のかなた』、フェデリコ・フェリーニの『道』(54)などのオテッロ・マルテッリ。音楽はロベルトの弟で数々のロッセリーニ作品の音楽を手がけたレンツォ・ロッセリーニ。主人公のフランチェスコ役をはじめ彼と生活をともにする修道士は、実際のフランシスコ会修道士たちが演じる。

この度公開された予告映像は、聖人フランチェスコを慕う修道士の1人、ジネプロに焦点を当てたもの。「貧しき者を救え」という教えに従い、物乞いに僧衣をあげて裸で帰ってきてしまうほど純粋無垢で”単純素朴”なジネプロが、様々な出来事を乗り越えて成⻑していく。

フランチェスコに布教に出ることを許されてからの姿を追った映像後半では、訪ねた先で走り回る馬に引きずられ、身体を縄跳びのように振り回され、前途多難な道のりを感じさせる衝撃的なシーンも。また、今回の予告映像も第1弾と同様に、『水いらずの星』『海辺の生と死』監督の越川道夫が編集を担当した。

映画『神の道化師、フランチェスコ〈デジタル・リマスター版〉』は、2023年12月22日(金)より全国順次ロードショー。

作品情報
映画『神の道化師、フランチェスコ〈デジタル・リマスター版〉』

『無防備都市』『戦火のかなた』などでイタリア・ネオリアリズモの巨匠と称されるロベルト・ロッセリーニが、アッシジの聖人フランチェスコと彼を慕う修道士たちの事績をユーモラスな描写も交えながら峻厳なスタイルで撮り上げた1950年の作品が、デジタル・リマスター版で蘇る。

監督:ロベルト・ロッセリーニ
 
脚本:ロベルト・ロッセリーニ、フェデリコ・フェリーニ 

出演:ナザリオ・ジェラルディ修道士、アルド・ファブリッツィ、アラベラ・ルメートル、セヴェリーノ・ピサカネ修道士

配給:コピアポア・フィルム/lesfugitives

Ⓒ1950 RTI/Rizzoli

2023年12月22日(金) 新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

公式サイト francesco-gd