アポロ計画の裏側と奮闘を描く、映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』の特別映像が公開された。
人類最大の偉業、アポロ11号の月面着陸。歴史的瞬間はテレビで全世界に生中継され、人間が“リアル”に月の上を歩く映像に誰もが胸を熱くした。その後、その映像は実は“フェイク”だったのでは?という説が流れ、マスメディアでも取り上げられた。本作は、このウワサをきっかけに産まれた物語。監督のグレッグ・バーランティは「人間が月に行ったことがなぜ重要なのかを描いている。人類史上最も有名な瞬間の一つを偽るという映画を作るのであれば、人類の歴史における真実の瞬間をとてもリアルに感じさせなければならない」と語る。
この度公開された映像では、1960年代のマンハッタンでPRのプロフェッショナルを務めるケリーを演じるスカーレット・ヨハンソンと、NASAの発射責任者、コールを演じるチャニング・テイタムが、本作への想いや見どころを語る。完全オリジナルの脚本に惚れ込んだ主演のスカーレット・ヨハンソンは「プロデューサーに専念するつもりだった」「でも脚本がよすぎて誰にも役を渡したくなかった」と、本作への熱い想いを明かし、チャニング・テイタムとともに笑いあう。
映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は、2024年7月19日(金)より全国の映画館で公開。
1969年、アメリカ。ケネディ大統領が宣言した「人類初の月面着陸を成功させる国家的宇宙プロジェクト=アポロ計画」がスタートして8年。人類の大きな夢は未だ成功ならず、米ソ宇宙開発競争で後れを取る中、失敗続きのNASAに対して国民の月への関心は薄れ、予算は膨らむ一方。この悲惨な状況をなんとかしようと、ニクソン大統領に仕える政府関係者モーを通してNASAに雇われたのは、PRマーケティングのプロ、ケリー。このプロジェクトを全世界にアピールするためなら手段を選ばないケリーは、アポロ11号の宇宙飛行士たちを「ビートルズ以上に有名にする!」と意気込み、月面着陸に携わるNASAスタッフにそっくりな役者たちをテレビやメディアに登場させる“偽”のイメージ戦略を仕掛けていく。
監督:グレッグ・バーランティ
出演:スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム、ウディ・ハレルソン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2024年7月19日(金) 全国の映画館で公開
公式サイト flymetothemoon