ホラー映画の金字塔『エクソシスト』から50年、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描いた、映画『エクソシスト 信じる者』が公開される。この度、本作のキャスト・製作陣が作品の魅力を語る特別映像が公開された。
ハロウィンにあわせて本日10/31に公開された特別映像では、キャスト・製作陣が本作の魅力を紐解いていく。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督の「憑依を描いた映画は人を虜にする」という言葉に続き、本作で悪魔に取り憑かれてしまう2人の少女、アンジェラ(リディア・ジュエット)とキャサリン(オリヴィア・オニール)も自身の役柄について説明。
デヴィッド監督は「憑依された子を持つ親のもろさを描いてる」と解説し、本作では取り憑かれた少女たちだけでなく、極限状態に陥った際の親の行動も重要である旨を示唆する。
続けて「50年前に演じた役に戻るということはクリスの50年の人生を想像するということよ」と語るのは、1974年のオリジナル版にて、悪魔に取り憑かれた少女リーガンの母親クリス・マクニールを演じ、新章となる本作で再登場を果たしたオスカー女優エレン・バースティン。アンジェラの父親、ヴィクターを演じるレスリー・オドム・Jrは「エレンは本作の宝だ」と話す。
製作を務めた、“恐怖の工場長”ことジェイソン・ブラムは「『エクソシスト』は革新的な作品だったから、そのことを僕たちはこの新章で称えたかった。あの観る者を不安にさせるような物語に回帰するように努めた。この作品で描かれているのは、自分の世界の全てである唯一の子供を奪われそうになった時に親が味わう恐怖だけではない。この異常な世界から誰かを救い出そうとする時、人間はいかに自分の信条の変化を受け入れようとするのかというところを描きたかった」と、本作へのこだわりを説明している。
映画『エクソシスト 信じる者』は、2023年12月1日(金)より全国公開。
ヴィクターは13年前に妻を亡くして以来、1人で娘のアンジェラを育てている。ある日、アンジェラと親友のキャサリンが森へ出かけたきり行方不明になり、3日後に無事保護される。しかし、その日から彼女たちの様子がどこかおかしい。突然暴れ出し、叫び、自傷行為など常軌を逸した行動を繰り返す2人‥‥。ヴィクターはかつて憑依を目撃した経験者クリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが、それは想像を絶する危険な試みだった。懸命に見守る両親を嘲笑い悪魔は問いかける。1人は生き残り、1人は死ぬ。どちらを選べと‥‥。
監督・脚本:デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:レスリー・オドム・Jr、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズ、ノーバート・レオ・バッツ、リディア・ジュエット、オリヴィア・マーカム、エレン・バースティン
日本語吹替版キャスト:諏訪部順一、佐倉綾音、鬼頭明里、竹村叔子、小林ゆう、仲野裕、仲村かおり、三木眞一郎
配給:東宝東和
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2023年12月1日(金) 全国公開
公式サイト exorcist-believer