デンゼル・ワシントン演じる元CIAトップエージェントのロバート・マッコールが、9秒で世の中の悪を完全抹消する、闇の仕事請負人(通称:イコライザー)として暗躍する姿を描いた大ヒットアクション映画『イコライザー』。そのシリーズ最終章となる、映画『イコライザー THE FINAL』の特別映像が公開された。
この度公開された映像ではデンゼルが「現実逃避が出来る。マッコールを見ればね」と自信ありげに語る様子からはじまる。シリーズを通し、ファンを熱狂させる存在となったマッコールだが、監督のアントワーン・フークアは「主人公もデンゼルも愛されている。デンゼルの演技では魔法が起こる。人を救ってきたマッコールが退くわけがない」と、デンゼルの熱演に太鼓判。
そんなデンゼルは最終章である今作で“最後の仕事”に取り掛かるマッコールについて「不必要な暴力に頼らざるを得なかった」「善悪はともかく、最後にやるべきことがあった」と語る。その言葉通り、本作でマッコールの“怒り”は、明らかに一線を越えてしまう。
ある仕事で生死を彷徨う大けがを負ったマッコール。素性の分からない自分を優しく受け入れ癒してくれた心優しき人々のいる美しい田舎町で、一度は引退を決意。孤独な夜の顔を捨て、残りの人生をその地で過ごそうと誓った矢先、イタリアンマフィアによる事件が町で次々と起こっていく。大切な人たちを傷つけられ、マッコールの怒りがついに爆発する。
元々マッコールは、CIAエージェントとして暴力をもって数々の悪に立ち向かってきた。その任務を退いてからも彼は、土地を奪われ、虐待され、打ちのめされ、搾取され、抑圧された人々のために、自身が培ってきたスキルを使い、正義のための最後の、そして唯一の希望となりたった一人で戦ってきた。
最終章となる本作でもまた、“暴力”を正当化して良いのだろうかという葛藤を抱えながら、それでもマッコールは大切な人々を守るため、運命に立ち向かう。アメリカ・ボストンを離れ、安住を求めてたどり着いたイタリアでの、マッコール最後にして最大の“仕事”に期待したい。
映画『イコライザー THE FINAL』は、2023年10月6日(金)より全国の映画館で公開。
元CIAトップエージェントのロバート・マッコールが、19秒で世の悪を完全抹消する仕事請負人として暗躍する姿をスタイリッシュに描いたシリーズ最新作。訪れたシチリアでの事件をきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えたマッコールは、南イタリアの静かな田舎町に辿り着く。優しい人々に救われたマッコールはこの街を安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外すことを決意。そこで穏やかに新たな人生を送るはずだった。しかしその小さな街に、やがてイタリア全土を恐怖に陥れる危険が迫った時、マッコールはシリーズ史上最も強大な悪と対峙することになる‥‥。
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、デヴィッド・デンマン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2023年10月6日(金) 全国公開
公式サイト equalizer