DUNEの裏側⑤
すべてのこだわりを余すことなく観客に伝える“究極の映画体験”を叶えたFilmed For IMAX®
本作はラージフォーマットIMAX®を超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAX®」に認定された世界初の作品でもある。IMAX®社全面バックアップのもと、クリエイターが意図したクオリティの映像&音響が劇場で変換(=劣化)することなく再現できるようになっており、まさにこれまで紹介してきたすべてのこだわりを最大限観客に伝えるために、最適な手段であるといっても過言ではない。
撮影は『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』なども手掛け、ヴィルヌーヴ監督自身も大ファンであるというグレイグ・フレイザーが担当。「最初にふたりで決めたのは、ポールの見る幻、夢のシーン、砂漠のシーンなど作品全般にわたりIMAXフォーマットで撮影することだった。観客にIMAXの迫力をずっと感じてもらうためにも、時々別のフォーマットで撮った映像を差し挟むことは効果的。また、砂漠は手持ちカメラで撮影し、そのほかの景色は絵画のような映像に仕上げる。これが私たちが取り組んだ撮影手法」とヴィルヌーヴ監督が語る。撮影場所から撮影フォーマットまでこだわりぬき、厳格で荒涼とした、よそ者を惹きつけない雰囲気の砂の惑星が作りあげられていった。
本作は、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭で「映画館でしか味わうことの出来ない“映画の力“を再提示した作品」など、大絶賛の声があがり映画の力を証明した勢いそのまま、フランスでの記録的大ヒットを皮切りに、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアなどヨーロッパを中心に29の国と地域で初登場No.1を獲得。
映画批評サイトRotten Tomatoesで驚異の91%を最高値として叩き出し、日本をはじめ、アメリカ、イギリス、韓国、中国などでの公開を控えているにも関わらず、1億1千万ドルを超える大ヒットを記録中。この数字はコロナ禍において特筆すべき数字で、世界中の観客が“究極の映画体験“に歓喜し、混沌とした世界へ一筋の光を射した。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は、10月15日(金)より全国公開。
10,190年、銀河系は分裂した。人類が地球以外の惑星に移住して宇宙帝国を築いたこの世界では、1つの惑星を1つの大領家が治める厳格な身分制度が敷かれていた。レト・アトレイデス公爵は皇帝の命を受けて、砂漠の惑星アラキスを治める事になる。通称デューンとも呼ばれるアラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の生産地。アトレイデス家には莫大な利益がもたらされる筈だった。しかし妻のジェシカと息子のポールを連れてデューンに乗り込んだレト公爵を待っていたのはメランジの採掘権を持つハルコンネン家と皇帝が結託した陰謀。青い瞳を持つ現地の自由民フレメンは敵か味方か?そしてメランジを守るように突如現れすべてを飲み込む巨大なサンドワームの存在は?その意味は?父を殺されその地位を追われ、全宇宙から命を狙われる青年・ポールとジェシカの運命はいかに。
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:「デューン / 砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリンス、ステラン・スカルスガルド、ゼンデイヤ、シャーロット・ランプリング、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデムほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年10月15日(金) 全国公開
公式サイト dune-movie.jp