Feb 06, 2026 news

手に入れた物件は、夫の命の値段でした‥‥ 「愛の不時着」のキム・ソニョン主演 映画『ドゥリム パレス』

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現代韓国社会の不動産問題を背景に、等身大の女性たちのもがきを描く、映画『ドゥリム パレス』。このたび本作が2026年3月28日(土)より全国順次公開されることが決定した。

本作は、韓国映画界が注目する新人監督に贈られる第59回大鐘賞「注目の視線」賞を受賞し、第27回釜山国際映画祭パノラマ部門をはじめ、国内外の多くの映画祭で受賞・上映された話題作。職場での事故火災で夫を失ったヘジョンは、会社への抗議活動を続けてきたが、長引く闘いの末にやむなく和解金を受け入れ、息子ドンウクを連れて新築タウンマンション〈ドリームパレス〉へ移り住む。ところが、自室に建築上の深刻な欠陥が発覚。不動産会社は「満室になるまで修繕はできない」と取り合ってくれず、管理組合で問題を提起しても、住民たちは行動しない。 ヘジョンはかつて同じ火災で夫を亡くしたスインに部屋を安く譲ろうとするが、「資産価値を下げる行為」として住民たちから激しく非難され、孤立を深めていく。夫の命と引き換えに手に入れた〈家〉、そして息子との〈日常〉を守るため、ヘジョンは再び抗議活動に身を投じていく。

主演は、『愛の不時着』『コンクリート・ユートピア』などの韓国を代表する実力派俳優キム・ソニョン。産業災害で夫を失い、代わりに手に入れたマンションを守り抜こうと必死にもがく女性・へジョンを熱演し、第59回大鐘賞主演女優賞にノミネート、第20回アジアフィルムフェスティバルで主演女優賞を受賞した。共演には、第43回韓国映画評論家協会賞ほか、本作で3つの助演女優賞を受賞したイ・ユンジ(『宮 -Love in Palace-』『ドリームハイ』)。さらに、『弱いヒーロー2』『二十五、二十一』で注目されたチェ・ミニョンや、『善意の競争』『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』で知られるキム・テフンらが脇を固める。

監督を務めたのはカ・ソンムン。長編デビューとなった本作では、青龍映画祭と大鐘賞の新人監督賞にノミネートされ、韓国映画評論家協会賞で監督賞を受賞。人物を簡単に裁断せず、観客に問いを委ねる余白を残す作風で、次代の韓国映画を担う存在としてその才能を印象づけた。

このたび公開された30秒予告映像では、錆びた泥色の水が水道から流れ出す不穏な映像で幕を開け、「僕は母さんのようには生きない」「それでも生きていくしかないの」といった胸に迫る台詞が、張り詰めた緊張感を際立たせる。『パラサイト 半地下の家族』『あしたの少女』などで社会のダークスポットを鋭く照らしてきた韓国映画から届く、新たな注目作に期待したい。

映画『ドゥリム パレス』は、2026年3月28日(土)より全国順次公開。

作品情報
映画『ドゥリム パレス』

職場での事故火災で夫を失ったヘジョンは、会社への抗議活動を続けてきたが、長引く闘いの末にやむなく和解金を受け入れ、息子ドンウクを連れて新築タウンマンション〈ドリームパレス〉へ移り住む。ところが、自室に建築上の深刻な欠陥が発覚。不動産会社は「満室になるまで修繕はできない」と取り合ってくれず、管理組合で問題を提起しても、住民たちは行動しない。 ヘジョンはかつて同じ火災で夫を亡くしたスインに部屋を安く譲ろうとするが、「資産価値を下げる行為」として住民たちから激しく非難され、孤立を深めていく。夫の命と引き換えに手に入れた〈家〉、そして息子との〈日常〉を守るため、ヘジョンは再び抗議活動に身を投じていく。

監督:カ・ソンムン

出演:キム・ソニョン、イ・ユンジ、チェ・ミニョン、キム・テフン、イ・デヨン、キム・ヨンジュ ン、オ・ジャフン

配給:JIGGY FILMS

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2026年3月28日(土) ユーロスペースほか全国順次公開