公開当時、全世界歴代興行収入No.1を記録し、世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。そのマーベル・スタジオの2022年劇場公開の幕開けを飾るのは、大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。
『ドクター・ストレンジ』(17)からスタートした、ベネディクト・カンバーバッチ演じる上から目線の最強魔術師ドクター・ストレンジ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でストレンジとともに戦ったトムホランド演じるスパイダーマンの声優、榎木淳弥のナレーションでストレンジのヒーローとしての歴史を振り返る特別映像が公開された。
元天才外科医にして、〈アベンジャーズ〉最強の魔術師となったドクター・ストレンジ。初登場した『ドクター・ストレンジ』では、尊敬を集める天才外科医として順風満帆な人生を送っていたが、事故により両腕の自由を失ってしまう。現代の医学では治すことのできない腕‥‥全てを失った彼は、噂を頼りに治療のため“カマー・タージ”を訪れ、数々の魔術に出会う。過酷な修行に励み最強の魔術師として覚醒したストレンジだが「ミスターじゃない、ドクターだ!」と天才外科医としてのプライドを失わず、傲慢な性格ではありつつも“敵であっても命を奪う事は許さない”という医師としての正義感溢れるキャラクターは、全世界で圧倒的な人気を獲得した。
記憶に新しい『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ピーター・パーカー(スパイダーマン)に助けを求められ、“禁断の魔術”を使用。突如出現した、無数のパラレルワールドへと続く扉“マルチバース”によって、あらゆる世界から現れた敵と対峙することに。ストレンジとスパイダーマンが下した衝撃の決断により事態は無事収拾したかに見えたが‥‥。
本作は、そんな『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のその後を描く物語。未だ謎多き、無限の可能性が存在する“マルチバース”の世界に再度ストレンジが立ち向かう。“禁断の魔術”によって開いた扉の先にいたのは、ストレンジと全く同じ姿ながら、邪悪な雰囲気を纏うもう一人のストレンジ。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、これまで決して交わることのなかったキャラクター達の夢の共演に、世界中が熱狂と興奮に包まれたが、ナレーションを務めた榎木淳弥は「マルチバースという要素が今回も何か大きなサプライズをもたらしてくれるのではないかと期待しています。ドクター・ストレンジの活躍だけではなく、ワンダも参戦するそうなので、ワンダが物語にどう関わってくるのかも楽しみです!」と語った。
全てが予測不能な展開に期待が高まる中、マーベル・コミックの人気キャラクターであり、本作の大きな鍵を握る“アメリカ・チャベス”も登場。さらに、監督は『スパイダーマン』(02、04、07年)シリーズを手掛けたハリウッドの奇才サム・ライミ。唯一無二の独特な世界観を表現してきたサム・ライミ監督が手掛ける映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、5月4日(水・祝)より全国公開。
危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったドクター・ストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた。
監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、ソーチー・ゴメス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2021
2022年5月4日(水・祝) 全国公開