映画『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』が2022年4月8日(金)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開されることが決定した。
2019年トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションでワールドプレミアを飾った本作の監督・共同脚本を手掛けたのは、長編監督デビューとは思えない成熟した演出を見せたイタリアの新たな才能フィリッポ・メネゲッティ。2021年に、セザール賞で新人監督賞を受賞、最優秀女優賞、脚本賞へのノミネートを始め、同年のリュミエール賞で、新人監督賞と最優秀女優賞受賞(バルバラ・スコヴァ&マルティーヌ・シュヴァリエがW受賞)の三冠。さらに、アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(仏代表)に選出、ゴールデングローブ賞非英語映画賞にノミネート、ロッテントマト批評家スコア98%(2022年1月27日時点)を記録するなど大絶賛の話題作。
この度、本作の予告映像が公開された。
映像は、60年代の懐かしのヒット曲「愛のシャリオ」で幕をあける。南仏モンペリエ、眺めのいいアパルトマン最上階、向かい合う部屋を行き来して暮らすニナとマドレーヌは、世間的には隣人同士で、仲の良い友人。だが実際は、長年密かに愛し合ってきた恋人同士だった。ローマへの移住計画を目前に控えた2人の幸せな日常は、マドレーヌを突然襲った悲劇により一変する。最愛の人と築き上げた平和な日常が突如崩れ去った時、自らの手で人生を取り戻すべく彼女たちが選んだ答えとは。
ニナ役に『ハンナ・アーレント』のバルバラ・スコヴァ、マドレーヌ役にはフランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもある大女優、マルティーヌ・シュヴァリエ、マドレーヌの娘アンヌ役に『ジュリアン』のレア・ドリュッケールほか、独仏を代表する実力派女優たちが顔を揃える。
社会の障壁の中で、愛する人との自由な生活を取り戻すために闘う女性たちを、2 大女優の圧倒的な演技と秀逸な映像美でサスペンスフルに描き上げた異色の映画『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』は、4月8日(金)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開。
南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちもいまは独立、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2 人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、 2 人はやがて家族や周囲を巻き込んで、究極の選択を迫られることになる。
監督:フィリッポ・メネゲッティ
出演:バルバラ・スコヴァ、マルティーヌ・シュヴァリエ、レア・ドリュッケール、ミュリエル・ベナゼラフ、ジェローム・ヴァレンフラン
© PAPRIKA FILMS / TARANTULA / ARTÉMIS PRODUCTIONS – 2019
2022年4月8日(金) シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開
公式サイト deux-movie.com