Jun 02, 2023 news

神木隆之介&杉咲花 個性豊かな登場キャラクターを解説 撮影秘話も 映画『大名倒産』

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ベストセラー作家、浅⽥次郎の同名ノンストップ時代⼩説が実写映画化される、映画『大名倒産』。この度、主人公、松平小四郎役の神木隆之介と、その幼なじみ、さよを演じる杉咲花が本作の登場人物たちを紹介する解説動画が公開された。

ある⽇突然、徳川家康の⼦孫だと⾔われ、越後丹⽣⼭藩の若殿となる⻘年・松平⼩四郎。庶⺠から⼀国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、25万両、現在の価値で借⾦100億を抱えるワケありビンボー藩を背負うことになる。しかも、返済できなければ藩は倒産、⼩四郎は切腹?と絶体絶命の⼤ピンチ。

今回の映像で紹介されるのは本作に登場する個性豊かなキャラクター。まず紹介されたのは、丹⽣⼭藩に属し、⼩四郎の家⾂たち。⼩四郎の教育係・磯⾙平⼋郎(浅野忠信)は、真⾯⽬で忠誠⼼が強く、ミスをするとすぐ切腹しようとするため、さよ(杉咲)に“切腹バカ”と呼ばれている。続いて、⼩四郎に従いながらも新参者である若殿の監視役として登場する丹⽣⼭藩付家⽼・天野⼤膳(梶原善)。梶原は、⼤膳に加えて、顔がそっくりな中膳と⼩膳という兄弟を、1⼈3役で熱演。型破りな⼩四郎やさよたちの節約プロジェクトを監視する。

さらに丹⽣⼭藩の財政を司る勘定⽅・橋⽖左平次(⼩⼿伸也)と妻・橋⽖しの(ヒコロヒー)。なぜ藩が25万両もの借⾦を抱えることになったのか、その謎を知る⼈物として佐平次は重要な鍵を握る。加えて、殿に忠実な家⾂として登場するのが、⽩⽥新左エ⾨(カトウシンスケ)、⿊⽥市ノ進(秋⾕郁甫)の“⽩⽥⿊⽥コンビ”。どんな時も⼩四郎に寄り添い⽀えていく⼼優しいキャラクターだ。

後半では⼩四郎たちの前に⽴ちはだかる敵キャラを紹介。⾦貸業を営む天元屋の⼥主⼈・タツ(キムラ緑⼦)は、なんとも怪しげな雰囲気を纏う⼈物で、丹⽣⼭藩に⼤⾦を貸している。キムラ扮するタツについて、共演シーンもあった杉咲は動画内で「⾒るからにゴージャスで存在感がすごかった」とその強烈な役どころを振り返る。

さらに丹⽣⼭藩を取り巻く江⼾幕府の役⼈たちも登場。⽼中・板倉周防守(勝村政信)と⽼中⾸座・仁科摂津守(⽯橋蓮司)は献上⾦未納が続く丹⽣⼭藩を疑い、⼩四郎を追い詰めていく。“⼤名倒産”を企てる先代藩主の⼀狐斎(佐藤浩市)と、借⾦返済できなければ切腹を迫る江⼾幕府。両者に追い込まれた⼩四郎たちは決死の節約プロジェクトに挑んでいく。

果たして⼩四郎は個性豊かな仲間たちと共に、借⾦返済プロジェクトを⾒事成し遂げることができるのか。巻き込まれ系プリンスが繰り広げる、ハートフルでハッピーな⼤逆転劇に期待したい。

監督は『⽼後の資⾦がありません!』『そして、バトンは渡された』『ロストケア』『水は海に向かって流れる』など、いま最も注⽬を集める前⽥哲。

映画『大名倒産』は、2023年6月23日(金)より全国公開。

作品情報
映画『⼤名倒産』

越後・丹⽣⼭藩の鮭役⼈の⼦、間垣⼩四郎は、お⼈よし過ぎて商売上⼿とは⾔えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある⽇、⼤勢の役⼈たちが家にやってくる。驚く⼩四郎に⽗・作兵衛が衝撃の事実を告げる。なんと彼は、〈松平〉⼩四郎――徳川家康の⾎を引く、丹⽣⼭藩主の跡継ぎだったのだ。さらに、実の⽗・⼀狐斎は⼩四郎に国を任せ、さっさと隠居。庶⺠から殿様へと突然、幸運を⼿にしたかのように⾒えた‥‥のもつかの間、実は丹⽣⼭藩は25万両(およそ100億円)もの借⾦を抱えるワケあり藩。困り果てる⼩四郎に、⼀狐斎は「⼤名倒産」を命じる。返済⽇に藩の倒産を宣⾔し、借⾦を踏み倒せば皆助かるというのだ。しかし‥‥実は⼀狐斎は、息⼦に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった。⼩四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ‥‥⼈⽣最⼤のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、⼀体どうする!?

監督:前田哲

出演:神木隆之介、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⽇向⽂世、⼩⼿伸也、桜⽥通、宮﨑あおい、キムラ緑⼦、梶原善、勝村政信、⽯橋蓮司、髙⽥延彦、藤間爽⼦、カトウシンスケ、秋⾕郁甫、ヒコロヒー、浅野忠信、佐藤浩市ほか

配給:松竹

© 2023『⼤名倒産』製作委員会

2023年6月23日(金) 全国公開

公式サイト movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/