May 09, 2023 news

カンヌで退出者が続出 鬼才がヴィゴ・モーテンセン×レア・セドゥで描く強烈な近未来  映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』

A A
SHARE

『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など数々の受賞歴と共に物議を醸してきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグ。製作に20年以上を費やし、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で退出者が続出したという賛否両論の最新作、映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』の予告映像が公開された。

主演は『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。自身のカラダから臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じ、パートナーのカプリースに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥ、2人を監視する政府機関のティムリンを『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートが演じている。

予告映像では、体内で新たな臓器が生み出される“加速進化症候群”のソールが特殊な装置の上で体にメスが入れられる過激な姿や、妖艶なカプリースやティムリン、そして全身に耳のあるダンサーが踊る姿が描かれ、まさに鬼才クローネンバーグ監督の真骨頂とも言える唯一無二の世界観が伺える。

映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、2023年8月18日(金)より全国公開。

作品情報
映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』

そう遠くない未来。人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、パートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど人気を呼んでいた。しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。特にソールには強い関心を持っていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる‥‥。

監督・脚本:デヴィッド・クローネンバーグ

出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート

配給:クロックワークス/STAR CHANNEL MOVIES

© 2022 SPF (CRIMES) PRODUCTIONS INC. AND ARGONAUTS CRIMES PRODUCTIONS S.A.
© Serendipity Point Films 2021

2023年8月18日(金) 新宿バルト9ほか全国公開

公式サイト cotfmovie.com