4月22日(金)公開の映画『カモン カモン』。いち早く本作を鑑賞したタレント・モデルとして活躍する、ryuchellからのメッセージ映像が公開された。
本作では、突然始まった甥っ子との共同生活のなかで、戸惑いと衝突、想定外から生まれた奇跡の日々が紡がれる。主人公でNYを拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニーを演じるのは、ホアキン・フェニックス。オーディションで選ばれ、英国アカデミー賞の助演男優賞ノミネートされた、甥っ子・ジェシー役の新星ウディ・ノーマンとの間で見せる、心を揺さぶる内省的な演技で新境地を開拓した。監督・脚本は、『人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズ。彼は自身の子供をお風呂に入れているときに本作の着想を得たと語っている。
今回公開となったメッセージ映像では、3歳男児の父親として子育て奮闘中のryuchellが、本作の魅力を伝えている。
劇中では、子育て経験のないジョニーが甥っ子ジェシーの思いがけない言動に振り回されるが、「(子供と過ごすことで)気づきがあったり、色んな刺激をもらって、こんな楽しい振り回され方はないと思いますね。こびりついた錆を一つずつ磨いてくれる。と同時に、強くしてくれる」と説明。続いて「子育てって親育て」であると語り、「いくら子供でも、本当に一人の人間。お互いの違いだったり、すり合わせて、重ね合わせて、そして段々家族になっていく」と本作で描かれている家族観を分析。
「どの家族でも共感できる」と断言した後、「この映画はリアリティ。人生勉強になるような映画でしたね」と熱弁し、最後は、この映画で描かれる「大人の成長がすごく素敵だな」と締めくくった。
NYでラジオジャーナリストとして1人で暮らすジョニーは、妹から頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。LAの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。仕事のためNYに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるが‥‥
監督・脚本:マイク・ミルズ
出演:ホアキン・フェニックス、ウディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイト
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
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2022年4月22日(金) 全国公開