本年度賞レースの台風の目として主要部門を席巻。アカデミー賞前哨戦として名高い第79回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、助演男優賞にノミネートされたほか、今年開催されたサンダンス映画祭では観客賞を始め史上最多の4冠に輝き、配給権の争奪戦が勃発。映画祭史上最高額約26億円で落札されたことも大きなニュースになった最高に胸熱で爽快な感動作、映画『コーダ あいのうた』。
本作の主人公・ルビーと同じように、歌の力で多くの人を魅了し、飛躍し続ける俳優・歌手の上白石萌音さんが、映画の魅力を語る30秒のwebスポット映像が公開された。
映像は、上白石さんが「泣いて笑って、こうやって(口を押えて)ないと、わんわん泣いちゃいそうで」と、観賞後の興奮が未だ冷めやらぬ気持ちを語るシーンから始まる。歌手としても活躍する彼女が、劇中のシーンと自らの人生と重ね合わせ、共感し、強く心打たれたシーンを明かし、絶賛の声で締めくくっている。
本作を観た感想を改めて問われた上白石は「ここ数年で一番好きな映画です。10回は軽く泣いてます、超えてますね。いや、何回泣いたんだろう‥‥後半ずーっと泣いてました」と告白、“ルビー役のオファーが来たら?”という質問には「絶対やりたいです!」と即答するも、「でもこの役はエミリア・ジョーンズさんで完成するものなので、やりたい気持ちは想像にとどめます」と笑顔で加え、さらに「最近会う人みんなに勧めています。これだけは映画館で絶対に観て欲しいです。」と熱を込めて語った。
映画『コーダ あいのうた』は2022年1月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開。
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし‥‥。
監督・脚本:シアン・ヘダー
出演:エミリア・ジョーンズ、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、マーリー・マトリン
配給:ギャガ GAGA★
© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年1月21日(金) TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開
公式HP gaga.ne.jp/coda