クマがコカインを食べてしまい森で大暴れする、ワイルド・パニック・アドベンチャー映画『コカイン・ベア』の2種類のスポット映像が公開された。
1985年、アメリカ。墜落した麻薬輸送機から落下したコカインをクマが食べてしまうという事件が発生。そんなウソのようなホントの話に着想を得て制作された、前代未聞の問題作のプロデュースを務めたのは、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』をはじめ数々のヒット作を手がけてきたフィル・ロード&クリストファー・ミラーの名コンビ。
監督には俳優としても活躍するエリザベス・バンクスが起用され、『猿の惑星: 新世紀』のケリー・ラッセル、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のオシェア・ジャクソン・Jr、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のオールデン・エアエンライク、2022年に惜しくも亡くなった『グッドフェローズ』のレイ・リオッタら実力派俳優たちがコカイン・ベアに翻弄される人々を軽快に演じる。
この度公開されたのは、本作の2種類のスポット映像。さらに映画公開を前に一足早く本作を鑑賞した著名人からコメントも寄せられ、女優の松島トモ子は「獣の匂い、血の匂いが、よみがえってくる。あの時のライオンが「コカイン・ライオン」じゃなくて良かった。」とコメント。あわせて、動物の多彩な魅力を描いたイラストが人気のイラストレーター・ぬまがさワタリが描いたイラストも公開されている。
【コメント】
▼松島トモ子(女優)
キャーと叫び、隣の人に抱きつきそうになって慌てた。スピード感あり、涙、笑いあり、素敵な女性監督発見!獣の匂い、血の匂いが、よみがえってくる。あの時のライオンが「コカイン・ライオン」じゃなくて良かった。
▼永野(芸人)
自分が子供の頃(80年代)夏休みやお正月にやってた映画を思い出しました!ワクワクと感動とゴア描写の全てが惜しみない、信用出来る作品でした!「頑張れー!♪くーまーさんっ!くーまーさんっ!」(永野作・クマさん応援大会より)
▼岩井志麻子(作家)
恐怖と笑いが近いことは昔から知られていたが、これほど思い知らせてくれる映画はない。
邪悪と無垢がほぼ同根であることは改めてこのクマが教えてくれた。
麻薬の効きっぷりは、人と獣に区別がないことも学べた。
▼奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
キメたら最後、使用者もそこに関わる人々の人生もこれだけ狂わせてしまうということを「どうだ!これでもやるか!?」と叩きつけてくる、この上ない啓蒙映画?が爆誕。Devoのマーク・マザーズボウによる80’sサウンドを下敷にした劇伴も、死闘を見守るこちらの冷静さを破壊しにくる。これまで以上に容赦なく人間を追い込むエリザベス・バンクス監督、一層好きになってしまいました!
▼ぬまがさワタリ(イラストレーター)
映画『コカイン・ベア』は、2023年9月29日(金)より全国公開。
1985年、米ジョージア州の田舎町で暮らす少女・ディーディーは母親に内緒で友達のヘンリーと“秘密の滝”を目指し探検に出かける。意気揚々と森の中を散策する2人だったが、突然、背後から不気味な唸り声が聞こえてくる。恐る恐る振り返ると、そこには巨大なクマの姿が!まさかの出会いに立ち尽くす2人だが、クマの様子がどこかおかしい。なんと、そのクマは森の中で行方不明になったコカインを食べて狂暴化した<コカイン・ベア>だったのだ!コカイン・ベアから必死に逃げる子供たち。そこに娘たちを探す母親、森林公園のレンジャー、コカイン回収を目論むギャングと彼らを追う警察までもが森に集まり、一大騒動が幕を開ける!果たして彼らは“最狂のクマ”から逃れ、森を脱出することができるのか!?
監督:エリザベス・バンクス
製作:フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エリザベス・バンクス、マックス・ハンデルマン、ブライアン・ダッフィールド、アディチャ・スード
出演:ケリー・ラッセル、オシェア・ジャクソン・Jr、オールデン・エアエンライク、イザイア・ウィットロック・Jr、クリストファー・ヒヴュ、マーゴ・マーティンデイル、レイ・リオッタ
配給:パルコ
©2022 UNIVERSAL STUDIOS
2023年9月29日(金) TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
公式サイト cocainebear