1992年に公開された、凶悪な殺人鬼による忌まわしき都市伝説を描いたカルトホラー映画『キャンディマン』。人々を夢中にさせた人気ホラーの系譜を『ゲット・アウト』(17)、『アス』(19)で高い評価を得た鬼才ジョーダン・ピールが、巧みに汲み取り、現代へと語り継ぐ新・映画『キャンディマン』の日本公開が決定した。
舞台は、シカゴに現存した公営住宅「カブリーニ=グリーン」地区。その界隈では、鏡に向かって5回その名を唱えると、右手が鋭利なフックになった殺人鬼に体を切り裂かれるという怪談めいた都市伝説が語り継がれていた。恋人とともに新設された高級コンドミニアムに引っ越してきたヴィジュアルアーティストのアンソニーは、創作活動の一環としてキャンディマンの謎を探求していたところ、公営住宅の元住人だという老人から、その都市伝説の裏に隠された悲惨な物語を聞かされ、アンソニーは恐ろしい過去への扉を開いてしまった。
この度公開された予告映像は、キャンディマンの都市伝説に魅了され、ついその名を5回唱えた者たちが、次々に見えない何かに襲われていく衝撃のシーンから始まる。右手に鋭利な鉤爪を持ち、無数の蜂に包まれた見た目だけでも十分強烈な殺人鬼・キャンディマンが鮮烈に蘇る。
謎に溢れたキャンディマンの後ろ姿とこちらにまっすぐ向けられた鉤爪が印象的なデザインのポスタービジュアルも公開された。
主人公アンソニーを演じるのは、世界中で大ヒットしたDC映画『アクアマン』で強敵・ブラックマンタを演じ、「マトリックス」シリーズ最新作へ主要キャストとして出演することが決定しているヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。恋人兼ビジネスパートナーとしてアンソニーを支え、劇中でも鍵となっていくブリアンナ役には、MCUのドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で今後のMCUのなかで重要なキャラクターになるだろうと示唆されるモニカ・ランボーを演じ、同役で『キャプテン・マーベル』の最新作に出演することも決定しているテヨナ・パリス。
そして監督には、若干31歳にして、『キャプテン・マーベル』続編の監督に就任し、MCUシリーズで初の女性黒人監督のニア・ダコスタ監督。製作・脚本には脚本家、監督、俳優、そしてコメディアンとしても成功をおさめるジョーダン・ピールが名を連ねている。今後の目覚ましい活躍がすでに保証され、世界中がまさに今熱い視線を注ぐキャスト&スタッフ陣が大集結した渾身のホラー作品に期待が膨らむ。
2021年、日本中を恐怖に陥れる新・映画『キャンディマン』は、10月15日(金)より全国公開。
舞台は、シカゴに現存した公営住宅「カブリーニ=グリーン」地区。その界隈では、鏡に向かって5回その名を唱えると、右手が鋭利なフックになった殺人鬼に体を切り裂かれるという怪談めいた都市伝説が語り継がれていた。老朽化した最後のタワーが取り壊されてから10年経ち、恋人とともに新設された高級コンドミニアムに引っ越してきたヴィジュアルアーティストのアンソニーは、創作活動の一環としてキャンディマンの謎を探求していたところ、公営住宅の元住人だという老人から、その都市伝説の裏に隠された悲惨な物語を聞かされる。アンソニーは恐ろしい過去への扉を開いてしまったのだ・・・。
監督:ニア・ダコスタ
製作・脚本:ジョーダン・ピール
出演:ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、テヨナ・パリス、ヴァネッサ・ウィリアムズほか
配給:東宝東和
© 2021 Universal Pictures
10月15日(金) 全国公開