ジョージアを代表する女性映画監督ナナ・ジョルジャゼの待望の新作で、自身のキャリアの集大成的な作品、映画『蝶の渡り』。この度、本作の予告映像が公開された。
⼩国ながら“映画の王国”と呼ばれるジョージア(旧グルジア)。⻄と東の交差点で、旧ソ連の構成国という複雑な歴史のなかで独⾃の⽂化を培ってきたジョージアの映画は、オタール・イオセリアーニら数々の名匠を輩出し、フェデリコ・フェリーニからは「私を不覚にも泣かせる全てがある」と称賛された。
本作は、そんなジョージア映画界を代表する⼥性監督、ナナ・ジョルジャゼの待望の新作にして、彼⼥のキャリアの集⼤成的な作品。デビュー作『ロビンソナーダ 私の英国⼈の祖⽗』がカンヌ国際映画祭カメラドール(新⼈監督)賞を受賞したナナ・ジョルジャゼ監督は、アカデミー賞国際⻑編賞ジョージア代表作にも数度選ばれ、またカンヌ・ベネチア・ベルリンの世界三⼤映画祭はじめ、100以上もの国際映画祭で審査員を務めてきた。
舞台は1991年のジョージア。独立の夢に向かい、希望に満ちたどんちゃん騒ぎで新年を迎える若者たち。しかし、その夢は叶ったものの、喜びは、新たな戦争ですぐに消えてしまう。そして、27年後。画家コスタは、祖父母の代からの古びた家の半地下に暮らしている。そこに集まるのは、かつての芸術家仲間たち。そこに、コスタの昔の恋人ニナが戻ってきて‥‥。
映画『蝶の渡り』は、2025年1月24日(金)より全国順次公開。
ジョージア。1991年。独立の夢に向かい、希望に満ちたどんちゃん騒ぎで新年を迎える若者たち。しかし、その夢は叶ったものの、喜びは、新たな戦争ですぐに消えてしまう。そして、27年後。画家コスタは、祖父母の代からの古びた家の半地下に暮らしている。そこに集まるのは、かつての芸術家仲間たち。そこに、コスタの昔の恋人ニナが戻ってきて、コスタの絵を買いにきたアメリカ人コレクターが、なんと彼女に一目惚れ!さぁ、どうなる!?
監督:ナナ・ジョルジャゼ
出演:ラティ・エラゼ、タマル・タバタゼ 他
配給:ムヴィオラ
©STUDIO-99
2025年1月24日(金) 新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
公式サイト moviola.jp/butterfly