Aug 19, 2022 news

“世界にはこれが必要だ” 映画『ブレット・トレイン』ブラッド・ピット&デヴィッド・リーチ監督が想いを語るインタビュー映像が公開

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伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化したミステリー・アクション、映画『ブレット・トレイン』。

主演のブラッド・ピットが脚本を読んだ際、“世界にはこれが必要だ”と思わず叫んだと明かす、運命のような出会いから始まったデヴィッド・リーチ監督とブラッド・ピットの2ショットインタビュー映像が公開された。

『ファイト・クラブ』(99)、『Mr. & Mrs. スミス』(05) 、『トロイ』(04) ―過去、数々の作品でブラッド・ピットのスタントを務めていたという、デヴィッド・リーチ監督。まず、2人の関係性について質問を受け「良い循環のような関係で‥‥」とピットが言いかけると「運命だ」と素早くリーチ監督が反応。「そう、運命だ」とピットも同意し、「彼の仕事ぶりを遠くから見ていたんだけど、クールでエネルギッシュな独自のスタイルを確立した、それがとても印象的だった」「でも今の関係性といえば、彼が監督だからね。僕は仕える立場、つまり彼がボスさ」と笑顔で答えた。

スタントマンのキャリアを経て、監督になったリーチ監督。その経緯について、スタントマンとして出演した大作映画『ファイト・クラブ』で主人公を演じたエドワード・ノートンとデヴィッド・フィンチャー監督の見事なコラボレーションを目の当たりにしたことが大きかったこと、加えて「ブラッドのスタントを世界各地で務めて、最高の役者のスタントはものすごく勉強になった」と言う。

「映画製作に携わる者として多くを学んだ。それで火が付いて彼(ピット)には短編を撮るんだと報告してた」と明かし、そんなリーチ監督に対してピットは「頑張れよって感じ笑 監督になりたいヤツが、また1人増えたと」愛すべき茶々を入れる。

ピットが本作の脚本を手にしたのは「ロックダウンに入って、4~5カ月ぐらい過ぎた頃だった」と言う。「みんな気がめいってきて世界中がうつ状態のようだった。そして本作の脚本を読んだ。この友人とは、つながっていたからね。脚本を読んで、大声で笑ってしまったよ」そして「バッド・バニーのシーンまで読んでこう言った“世界にはこれが必要だ”と」「そこからは話がとんとん拍子に進んだ」と参加したきっかけを明かす。

ほか、列車の車窓から見えるユニークな日本のイメージを実現するためにとった撮影手法や、登場人物たちそれぞれの「運命の旅として」表現するために撮った〈フラッシュバック〉についてなどの想いを語る盛りだくさんのインタビュー映像となっている。

映画『ブレット・トレイン』は、9月1日(木)より全国公開。

作品情報
映画『ブレット・トレイン』

世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ。ブリーフケースを奪うよう謎の女性から電話越しに指令を受けたレディバグは、気合たっぷりに東京発・京都行の超高速列車に乗り込む。だがしかし、それは彼にとって人生最悪な120分間の始まりだった。弾丸列車と化した時速350キロメートルの車内で繰り広げられる、決死のバトル。予期せぬ最悪が折り重なり、終着点・京都に向けて絶望が加速する。

監督:デヴィッド・リーチ

原作:伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)

出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)、サンドラ・ブロック

吹替版声優:堀内賢雄、山本舞香、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴、フワちゃん、米倉涼子

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

© 2022 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved.

2022年9月1日(木) 全国公開

公式サイト bullettrain-movie.jp